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<過去の記録>2007年北海道(これも長いです)
ただ今分割日本一周中!おいらの愛する北海道編Part4
プロローグ
「ホッカイダー」北海道を愛し、北海道を旅するライダーの略である。
最近、正義の戦隊ものをもじって、正義の戦士ホッカイダーが誕生したらしい。
日本征服を企む「アバシリン」、対する正義の戦士「マリモグリーン」「クリオネピンク」がいると言う。赤と青と黄色がいないのは戦士を募集しているのか?
おいらは、当然体型から黄色だな。「う・・・ん・・・」
よし、おいらは、「バターコーンイエロー・・・」
ま、とにかく、7月25日、今年の北海道行きが決まった。
おいらは今年「本厄」である。お祓いもしてない。平穏無事な旅では終わらない予感が・・・
7月27日(木)
今日は、午後から有給休暇取得して山形へ向かうのだ。
昔なら、東京から北海道へ東北自動車道を一気に北上したものであるが、寄る年波には勝てず、中間点の実家に立ち寄って親孝行がてら北海道を目指すスタイルが確立している。
(そのくせ、北海道では何故か一般道なのに川口〜青森ICと同じくらい走ったりする。)
夜8時過ぎ、実家に到着。
親父がエンジンの音を聞きつけ、にこやかに出迎えてくれる。
お袋は、家の中で「お疲れさん。」やっぱり実家に立ち寄ると親も喜んでくれるっす。
半年振りに親父と乾杯。今年の北海道走破ルートを聞き、「よう走るな・・・」驚きあきれてる。
7月28日(金)
朝6時過ぎ、実家を出発。
「気をつけて行ってらっしゃい。」「へい、行ってきます〜」
山形自動車道から東北自動車道に合流し、快調に走る。が、暑い・・・・。
11時30分頃、青森IC到着。暑苦しいライダージャケット(別名、根性のダイエットスーツ)を脱ぎ、国道7号線を経由し青森市内を横断。ほどなく青森港に到着。
12時30分発のフェリーに乗船手続きし、出航を待つ間、突然にわか雨が来襲。
ずぶ濡れになりながら桟橋に向かったが、乗船する直前に雨は止んだ。
「このクソ雨が・・・」悪態つきながらフェリーに入り、作業員がバイクを固定するのを見守る。

16時20分定刻で函館港到着。
「あれっ?」函館のターミナルは、新築されてがらりと変わっている。
すごい数の警備員に誘導されて国道228号線に出る。
おなじみの桟橋への目印になっているコスモ石油のGSから道道100号線を経由し、国道5号線を東大沼へ向かう。
途中のコンビニで晩飯を買い込み、慣れた道を東大沼キャンプ場に向かう。
キャンプ場に到着すると、ホッカイダーが手を振って「やあ、こんにちは〜!」北海道に着いた実感がこみ上げ、こちらも挨拶を返す。
新品の3人用テントを設営し、ゆったりとくつろぐ。
そう、今までは1人用のコンパクトツーリングテントを使っていたのであるが、とにかく荷物を入れると狭くて窮屈であった。
手足を思いっきり伸ばし、ゆとりの広さに満足し、バーナーで焼き鳥焼いてチューハイをググッと飲み込む。
プハァ〜・・・うめえ。
そうして夜は更けていった。
7月29日(日)
今年は、早く函館に上陸したこともあり、超余裕の朝4時に起床。
今日は道東へ推定約600kmの大移動の日である。(結果は615km)
早くてもいいだろうと、初の朝5時出発。
ところが、これが誤算の始まりであった。
おいらの北海道の旅の一つに、ホクレンのライダーフラッグを集めることがある。
道南、道東、道北の3地域の色違いのフラッグに、中標津のGS限定のオリジナルフラッグ、稚内GSの最北端マーク入りフラッグ、そして、今年から始まった4箇所限定の隠しフラッグを集めることである。
ただでさえ、満タンで600kmは余裕で走るツーリングバイクなだけに、ガソリンの補給は緻密な計算が必要である。
いつもなら、伊達市あたりで給油するのであるが、朝の8時ではGSは開いていない。
そうするうちに室蘭に到着。
この辺りは、ホクレンの巨大空白地帯である。
それでもホクレン探しているうちに、うっかり道を間違え、室蘭中心部に迷い込んでしまった。
ガソリンも底をつき、止む無くゼネラル石油で給油(涙)
気を取り直し、国道36号線で苫小牧へ向かう。
苫小牧から日高自動車道(一部区間しか開通していないので無料!)で富川まで一気に時間を稼ぎ、国道235号線でえりもへ向かう途中、道の駅みかわで昼食休憩。
この辺り、日高昆布が名産であるが、昆布づくしの料理などないし、カツカレーで我慢。
道道34号線に入り、襟裳岬を目指す。
この道は、アップダウンのある適度なワインディングコースで走るのが楽しいが、何よりも風景がすごく感動もの。
いつまでも続いてほしいと思いながらも、ついに岬に到着。
近くの観光に来ていたおじさんにお願いして記念写真をパチリ。

帯広へ向かう途中、百人浜でいい景色があったので、路肩にバイクを止め、カメラを構えたら、「あ、、、、」バイクがスルリと動き出し、ぶっ倒れてしまった。「・・・・。」
撮影する気は失せ、引き起こしてまたトコトコと走り出す。
いつかこの道に来た人は、橋の名前の立ってる看板に注意してほしい。
わざわざ長さ1m程度の橋に(どう見ても橋とは思えない・・・)立派な橋の名前が付いているのである。それどころか、10mくらいの橋には名前がなかったりする。
おいらには理解不能の北海道七不思議の一つである。
国道336号線に出ると、そこは黄金道路の別名が付いている。
海岸沿いの強風地域ゆえ、黄金を敷き詰めたほどの建設資金がかかったという道路である。最近はトンネルが次々開通し、海岸を走る距離は減ってきているが、それでも眺めは圧巻。
途中、フンベの滝で記念撮影。

豊似から国道236号線に入り、帯広方面へ。
途中の道の駅コスモール大樹でスーパーが併設されているのを発見し、晩飯を買い込む。
だが、東京と違い、家族用の惣菜ばかりで、とにかく量が多い。
かろうじて食材をそろえたが、やっぱり買出しはコンビニに限ると実感し、以降はスーパーは素通りすることとした。
幕別町に入り、道の駅忠類に到着。
ここは、ナウマン像発掘を記念して博物館と、ナウマン温泉アルコ236、そして無料のキャンプ場が併設されている便利なところだ。
テントを設営し、1日ぶりに温泉に浸かる。(¥500−)
お肌がツルツルツルツル正に美人の湯と言っても過言ではない最高の泉質に大満足。
風呂上りの火照った体でチューハイゴキュゴキュ・・・至福のひと時。
7月30日(月)
朝から曇りがちで、霧雨っぽい天気。
今日は、前々回のツーリングで海沿いに一周を目標に掲げながら、台風接近によるコース短縮で未踏の国道336号線豊似〜吉野共栄を走り、釧路湿原を初めて観光するのが目標の一つ。
その途中の白糠は、しそ焼酎鍛高譚(たんたかたん)の産地であるが、同時に、道内4箇所しかない隠しフラッグがもらえるGSがあるところでもある(はず)。
豊似〜吉野共栄間は、国道でありながら、信号もないコンビニもない民家もほとんどない巨大なWC空白地帯である(と、走ってわかった)。
ナウマンキャンプ場スタートしてから約100km、膀胱に溜まりゆくお小水をどうすべきか悩みに悩みながら走り続け、とうとう膀胱炎の危機を察知して、道端にバイクを止めて放流・・・・
安堵のため息をついていると、目の前を汽車が通過。
そう、目の前は根室本線だった。
通り過ぎる電車に手を振りながら(ごまかしながら)、旅の恥は掻き捨てとばかり、長々と放流を続けるのであった・・・・
膀胱が空になり、すっきりしたところでツーリング再開。1分ほど走ると久々の信号と出会った。
その先に目を向けると、WCのマークとともにPのマークがあった。
「・・・・」無言のまま、管轄の浦河国道管理事務所に苦情を投稿しようかと密かに企みながらPを通り過ぎた。国道38号線と合流し、「北海道を海沿いに一周する」の目標を達成したばかりなのに、心は晴れない、天気も晴れない。
国道38号線を東上し、白糠へ到着。
早速お目当てのホクレン白糠GSへ入って給油。しかし、フラッグは終了したとのこと。
北海道上陸して3日目。未だにフラッグはゲットならず・・・ますます憂鬱に・・・
小雨降りしきる中、釧路へ向かう。
釧路へ向かえば、過去2回とも雨が降っていた。3回目の今日も小雨。
おいらのジンクスの一つ、「雨の釧路路」はまたしても破れなかった。
大楽毛(おたのしけ)から国道240号線別名まりも国道を北上し、釧路湿原道路へ入る。
湿原のど真ん中を走っても、雑草地の中を走ってるような感覚しかしない。
新釧路川の橋を渡るときに周りを見渡してみると、初めて釧路湿原の美しさが理解できた。雄大に流れる大河と緑の湿原のコントラストが光り輝いているのだ。そうと知ったからには、展望台からの眺めが楽しみである。
国道391号線へ抜け出ると、塘路(とうろ)に向かって北上した。
目標はサルボ展望台。おっ、標識もある。あと200m・・・100m・・・??入り口がわからぬ。Uターンして、小さな駐車場を発見。
ここから400m余り登ったところにあるとのこと。展望台までバイクで行けるだろうと思っていたが、まあ、いいうんどーじゃ。
「ふうふう・・・ヒイヒイ・・・・ゼエゼエ・・・・・・」やっと登りきったぞ。
目の前に広がる疲れも消し飛ぶ壮大な眺めにしばし見とれ、シャッターを押す。

地方道1060号のダートを走り、地方道1052号に入ったところで、「あ、蝦夷鹿だ!」カメラカメラ・・・もたもた・・・・構えたときにははるか遠くに。それでもレンズを向けると、「おまいさん、はよう撮りなされ」と言いながらこちらを向いていてくれていた(ような気がする)。サンキュ〜、バンビ〜ノ。

しばらくいくと、前を走るトラックが急ブレーキ。なんだなんだ?
すぐ目の前を、蝦夷鹿がピョンピョン横断する。
うおおおお・・・・カメララカメラ・・・と出す暇もなく、森の中に消えてしまった。
実は、朝方は国道336号線で、鷲2羽と遭遇していた。
昨年は天塩付近でキタキツネとも遭遇した。ただ、近づいても逃げないので餌付けされてしまっていたようだが・・・・今も生きてるかな?
次は熊と格闘することを夢みて山の中を走ろうっと。
さて、目指すは阿寒湖のアイヌコタンである。
国道274号線から地方道1093号線で鶴見峠を越えて向かう予定であったが、肝心の1093号線の入り口が見つからない・・・
止む無くUターンして道道53号線から摩周温泉を目指し、国道241号線を経由して阿寒湖へ向かった。
アイヌコタンには難なく到着。早速お昼ごはん食べよう。
民芸喫茶ポロンノに入る。アイヌ丼なる創作アイヌ料理(実は、名称を忘れてしまった)があるとのことで、早速注文し食す。

「う、うめえ〜」少し濃い味付けであるが、山形県人のおいらにとってはぴったりの味付けである。
さてと、自分のために手彫りのペンダントを買うとすっか。
「神様を表すものってどれですか〜?」サンマラントという店に入って見てみたがよくわからない。
「これとこれとこれと・・・・」「????」
よくよく考えれば、神とは「カムイ」であるが、熊にもフクロウにもアイヌ語では「カムイ」の文字が入っていて、神は一つではないのだ。
最後は、自分の好みで選び、裏には「19.7.30アイヌコタン」記念の日を彫ってもらった。

次は、国道241号線で帯広へ向かい、六花亭本店で念願のさくさくパイを食べ、お土産を買い、時間があればコインランドリーもとあれもこれも予定を詰め込んでいる。
しかし、コインランドリーの地図が見つからない・・・なくしたのかな??
コインランドリーはクッチャロ湖にもあるので、今回は六花亭のみに専念することに。
早速、みんなの大好きなマルセイバターサンドを購入。
職場は何人だっけ?友達は・・・・めんどくさくなったので、まとめて60個買った。
結局は、買いすぎだったのだが・・・・ま、いいか。
さくさくパイについて説明しておこう。
六花亭本店のみでしか売ってなく、しかも、3時間以内に召し上がってくださいと注意書きまであるので、東京に持ち帰るのはどう考えても無理。
そんな希少なパイが、何故かホッカイダーに人気であり、おいらも食いたい病に感染してしまっている。
しかし、「本日、さくさくパイは終了しました」の看板が・・・・涙・・涙・・・
代わって「さくさく何とか」っていうもんを食す。(ショックで覚えてない・・)

これも美味いわあ。でも、やっぱりさくさくパイ食べたい〜
お店の人に「さくさくパイって何時ごろ売り切れるんですか?」「大体4時ごろが多いですね。」時計をちらり・・・まだ4時になったばかり・・・「明日いらっしゃいますか?」「いえ、来年来ます。」「(笑)お待ちしてます。」
(北海道上陸後、何度目の「気を取り直して」かはいちいち数えてないが、今回も、多分10回目くらい?)気を取り直して、キャンプ場に帰ろうっと。
明日は、ヌプントムラウシ温泉行くし、今のうちにガソリン入れておくかな。
ホクレンを見つけ、満タンに。「旗もらえますか?」「うちはやっていません。」「へ?」
よく見ると、ライダーフラッグプレゼントだとか看板がない。
(ガーン!!)北海道来て3日目が終わるのに、フラッグ1つももらえないという最悪の展開に、気を取り直す余裕はなかった。晩酌のチューハイの味も何も感じなかった。。。。
7月31日(火)
今日はヌプントムラウシ温泉へ行く日。一番楽しみにしていたプランでもある。
朝から寒いので温泉に早く浸かりたい。
道の駅なかさつないの次を曲がって道道55号線に入る。
くねくねややこしい道ではあるが、しっかり表示もあってわかりやすいルートである。
1時間も走ったころ、まだまだ周りは牧場ばっかりという場所で膀胱満タンに達した。
すみませ〜ん。誰もいませんよね〜?(略)は〜すっきり!
だが、お腹が痛い。下腹部がじ〜んと痛む。お腹冷えちゃったようだなあ・・・・
芽室から国道38号線に出て、最初のセイコーマートに立ち寄る。
ホッカイロはないかな??真夏ゆえ、置いていない。じゃあ、暖かい缶コーヒー買って、服の下にもぐりこませる。緊急事態ゆえ、レインコートも身に着けて、完全防寒体制を取った。
国道274号線に入り、もうじきヌプントムラウシへの入り口の道に・・・でも、体調が最悪。取り合えず、近くの道の駅しかおいへ寄ることにした。
30分くらい休憩したが、腹痛は治まらない。ヌプントムラウシまで行くのは無理そうなので、代わりに上士幌温泉ふれあいプラザで温まろうと決め、向かったのであるが、温泉は午後14時から・・・・
結局、身体を労わりながら次の野営地サロマ湖まで向かおうと、糠平を目指す。
糠平ダム付近の最後のトンネルを抜け、糠平温泉に到着したら、澄み渡る青空にぽかぽか暖かい日差しが・・・・少し休んだら身体が温かくなり、腹痛が消え去った。
よっしゃあ〜っ!元気になればしめたもの。まずは、旧国鉄士幌線(廃線)のタウシュベツ橋だ。糠平湖に沈み、水位の下がる夏から秋にしか見えない幻の橋。
そこへ行くには、糠平三股林道を見つけねばならぬ。
「多分この辺なんだよなあ・・・」幌加発電所という看板の前で立ち止まり、地図を覗き込む。「う・・・ん。どこだろう・・あっ!!」橋の向こうの側道からトヨタクラウンとベンツが出てきたのである。もしや・・・「やっぱりここじゃ〜!」
入ってみれば、恐ろしいほどにひどい道である。ジャリは浮き、急勾配のS字やヘアピンカーブ。相当走ったところで(4km)駐車場に到着。ここから200m向こうにある。細い森の小路を通り抜けると、目に飛び込んできた風景に、しばし、呆然と立ち尽くした。
すごい感動が全身を覆いつくしたのである。文字で表せば、晴れ渡る青空の下、目の前に広がる緑色のウペペサンケ山、静かにたたずむ糠平湖の水面、そして、湖面を渡るタウシュベツ橋、それだけである。言葉では表せない、写真でも写せない、脳みそで感じる感動の風景は、是非とも現地へ行って目に焼き付けてほしい。そんな絶景の地である。

国道273号線に戻り、三国峠を目指す。大雪湖の脇を通り過ぎ、流星の滝・銀河の滝を見に行く。地上からは結構離れている滝だが、展望スポットからは二つの滝が見渡せるという。展望台まで、430mと看板にあり、サルボ展望台と同じくらいか。よし、行くぞ!「はあはあ・・・フウフウ・・・・ゼイゼイ・・・・」やっと着いたぞ。何か心なしか滝がまだまだ高い位置にある。見回すと上へと続く階段があった。
「グファア・・・・ウオオオオオ・・・・・・」吠えながら登る。どう考えても430m歩けば到着ではない。標高430m上がるという意味であろう。
戻ろうかと思ったが、ここまできたら男の意地である。ペットボトルのお茶を置いてきたことを後悔しつつ、坂道と格闘し続けた。
展望台らしきものが見えてきた。もうちょい・・・到着。
深呼吸し、落ち着いたところで滝とご対面。「ほうっ!」なかなかいいじゃないの。

それにしても、登りから下りまで誰一人とすれ違うことはなかった。
「みんな楽しすぎやなあ。」ぶつぶつつぶやきながらバイクへ戻る。おーいお茶濃い味をゴキュゴキュ。ああ、美味い。キンキンに冷えたスーパードライならもっと最高なのに。
国道39号線へ戻る途中、ヘルメットにでかくて黒い虫がぶつかり、アゴの隙間にポトンと落ちる。途端にアゴに激痛が!!「いでででで・・・」慌てて路肩にバイクを止め、ヘルメットを上げると、隙間に全身真っ黒で、腹は黒と白のストライブの虫が見えた。
「ハチだ!」そ〜っとヘルメットを脱ぐ。ハチは足元に飛び降りた。踏み潰そうかと思ったが、そんなことよりも毒を抜かねば・・・刺された付近をミラーで確認しながらヒゲを抜き、赤く腫れた部分のトゲを探す。あんまりいじると全身に毒が回るので、細心の注意を払いながら毒を絞りだす。
(東京に戻って調べたら、「クロスズメバチ」あるいは「シダクロスズメバチ」だった。
過去、2度スズメバチ系に刺されたことがあるが、よくもアナフィラキシーショック起こらなかったものだ。手当てが良かったのかな?)
アゴがズキズキ痛む。留辺蘂(るべしべ)へ向かう途中見つけたコンビニで虫刺されの薬を探す。なかったので冷やそうと冷えピタを購入し、貼り付けるがヒゲが邪魔で上手くくっつかない。無精ヒゲの顔に白い冷えピタ。結構お間抜けな顔だろうが、アゴの痛みには代えられない。
音根湯(おんねゆ)温泉のホクレンGSで給油。ここでやっと緑のフラッグをゲット。
留辺蘂駅の先の道道103号線に入り、サロマ湖を目指す。途中佐呂間町役場隣のセブンイレブンで晩飯を買い込む。この辺りは、竜巻で大きな被害を受けたところだ。
国道238号線に出て左折、キムアネップ岬へ向かう。3度目のサロマ湖畔。いつも美しい夕陽を見せてくれるところでもある。
まだまだ陽が高いが、テントを設営し、シャワーを浴びる。100円で8分間のお湯が出る(ただし、ちょろちょろと・・・)のであるが、おいらが今日最初の客のようで、1分間は冷水だった。おいらの12.5円を返せ〜っ!と言いたかった。
西の空が赤く焼けてきたところでチューハイを開ける。グビグビ・・・ぷはぁ〜うめえ。
少しずつ落ちていく夕陽をカメラに納めながらチビチビチューハイを舐める。

すっかり日が暮れたところで、焼き鳥を焼き始めた。
明日はカムイワッカと北海道で一番大好きな道のある開陽台へ行くんだと思うと、いつもよりチューハイが美味く感じる。
夜空に輝く満天の星空を見上げながら夜は更けていった。
8月1日(水)
朝4時起床。サロマ湖の朝日をカメラに納める。

テントを撤収し、国道238号線から道道76号線に入り、能取岬に向かう。灯台に到着し、WC行ったら8時から開錠しますって・・・またまたお小水を我慢しながら途中のコンビニで用を足そうと走り出す。
国道244号線に入り、道の駅はなやか(葉菜野花)小清水へ向かう。ここは、釧路本線浜小清水駅と道の駅が合体した珍しい駅。
寒くもないのだが下腹部が朝から痛く、ちょっと体調が変。かなり良心的なスピードでかっ飛ばし、道の駅に滑り込むと一目散にWCへ駆け込む。
「!?」け、血尿が出てる・・・・幕別からやけに下腹部が痛むと思ったら、結石が流れていたのであった。(後日、東京の病院でレントゲンを撮ったら、長さ2.5cmの石がきれいになくなっていた。今も別の石は残っている。)原因がわかったところで、持ってきた2個の坐薬の1つを挿入。これで今日一日と明日いっぱいは持つだろう。その後は・・・最悪、病院へ駆け込むことも念頭に入れ、旅を再開した。
斜里から国道334号線に入り、宇登呂(うとろ)を目指す。途中オシンコシンの滝へ立ち寄り、カメラをパチリ。

知床自然センターに到着したときは、既に10時を過ぎていた。8時台にセンターからカムイワッカ行きのバスに乗って滝まで行く予定を立てていたが、浜小清水で痛みが落ち着くまで休んでいたため時間を食いつぶしてしまったのである。
カムイワッカをあきらめ、知床横断道路を渡り、羅臼へ向かう。
そこから左折し道道87号線で知床半島の奥へ向かう。道の行き止まり、相泊まで行き、道の終わりで記念撮影。
羅臼まで戻って道の駅知床・らうすで昼食休憩。お目当ては道の駅2階にある「海馬屋たかさご」だ。ここは、おいらと同じ「馬鹿定食」なるものがある。正しくは「馬鹿陶板焼き定食」¥2,100−なり。

トド(海馬)と蝦夷鹿を掛け合わせた馬鹿肉が食べられるのである。
ペロリと平らげ、ますます無敵の馬鹿となったおいらは、トド肉食べたという証明書をもらい、国道335号線で次なる目的地野付半島へ向かう。対岸には国後島があるのであるが、雲がかかってうっすらとしか見えなかった。野付半島の見所はトドワラである。トド松が海岸侵食により立ち枯れしているのであるが、その姿は何かしら哀愁を感じさせる。
数年後にはただの湿原になってしまうそうであるが、それまで見届けたいと思う。
道を戻り、国道244号線の途中から地方道774号線に入る。
お目当ては、ホクレン中標津GS限定のオリジナルフラッグである。昨年東京に帰ってから初めてその存在を知り、是が非でも手に入れたいフラッグである。
そこでハーレーの兄ちゃんと情報交換。兄ちゃんは隠しフラッグの情報を知りたがっていた。白糠ではもらえなかったこと、他の隠しフラッグは恐らく紋別に占冠に長万部だろうと伝えると、喜び勇んで出て行った。
かくいうおいらもオリジナルフラッグを手に入れて満面に笑みを浮かべていた。
地方道775号線に入り、突き当たりを左折すれば、待ちに待ったミルクロード北19号である。アップダウン激しいジェットコースターのような道を楽しみながら開陽台展望台を目指す。到着し、早速テントを設営して、温泉と晩飯の買出しに向かう。
温泉は、からまつの湯という河原に噴出する無料の温泉である。しかし、マイナーな温泉らしく、案内もなく手探りで探し回った。虹別林道らしき道を走ったが、温泉への入り口がわからぬ。日も暮れてきたので、捜索は断念しよう。次回は、近くの川北という露天風呂に行こうと考えながら、来た道を引き返し、名もない道を国道272号線へ向かう。昨年見つけたセブンイレブンで晩飯を買って展望台へ戻る。途中、定番の撮影スポットでバイクを記念撮影。

開陽台の楽しみは、360度見渡せる展望と夜の満点の星空である。前回は雲が厚く星空は拝めなかった。今晩は晴れてくれますように。
夕陽が沈むころから晩酌を始める。北天にひときわ明るく輝く星が見えてきた。恐らく北極星だろう。さらに暗くなり、北斗七星が浮かび上がる。ひしゃくの右端を7倍して・・・やっぱりさっきの星は北極星だった。オリオンはちょっと見えないなあ、生かじりの星座の知識を思い出しながらず〜っと上ばかり見上げている。
晩酌が終わり、コーヒーをすするころには幾千万の星が煌いていた。
8月2日(木)
今日は、日本で「湖」と名の付く最北端の湖であるクッチャロ湖へ大移動である。
ゴミを捨てるため、遠回りであるが昨日のセブンイレブンに戻り、習慣となったミルクコーヒーをゴクゴク。養老牛温泉の先の信号を右折し、道道150号線の終着点である裏摩周展望台へ向かう。晴れた摩周湖を見ると婚期が伸びるという言い伝え(?)があるとおり、晴れた摩周湖しか見たことがなく、未だに婚期を迎えていないおいらであるが、今回は・・・ちょっくら薄っすらと霧がかかっていた。ちゅうことは、婚期は短くなったってことか?根拠のない確信に励まされ、「早く嫁さん欲しい〜!」

地方道1115号線を北上し、神の子池を目指す。標識にしっかり案内があったので、入り口から約2km、ガタガタ揺れながら悪路を走る。1周約200mくらいの小さな池であるが、透き通った池の底からは清水が湧いているのがはっきり見える。
おおっ!池の奥のほうは、底にエメラルドグリーンに輝く神秘の輝きが・・・
早速デジカメでパチリ。携帯にもパチリ。

地方道1115号線を更に北上し、みどり駅の先を左折、国道391号線に出て南下する。道道102号線に入り、屈斜路湖畔林道を走るのだ。
それらしき道に入っていったが、途中で道が切れている。引き返して色々探したが、結局どれが林道なのか判別できないので、国道に戻り、道道52号線で林道とは反対側の屈斜路湖畔を走り、国道243号線に出て、美幌峠を目指す。道の駅ぐるっとパノラマ美幌峠でバイクを止め、屈斜路湖を見下ろす。屈斜路湖の真ん中にある中島って思ったよりでかいな・・・次の目的地である隠しフラッグの紋別までははるか彼方。気合を入れて旅を再開。
美幌市街地から国道39号線に入り北見を目指す。昨年予約が必要と知らずに北見駅まで行って、ほたて丼弁当食べられなかった悔しさを思い出す。だが、今年は素通りすると知ったためか、ほたて丼弁当の呪いが今年も降りかかる。
北見は恐ろしいほど暑い。信号も多く、根性のダイエットスーツを着たまま走る辛さは想像以上である。留辺蘂までの約30kmの間、脱水症状防止のために3回もコンビニで給水しなければならなかったのである。
ごめんなさい、来年は必ずほたて丼弁当食べますから・・・・北見駅に向かって念じる。
西留辺蘂から国道242号線に入り、遠軽へ向かう。遠軽からオホーツク海の湧別まではホクレンのGSが多くある。既にガソリン残量警告灯が点灯しているのであるが、紋別はすぐそこ。そうしているうちに、道路が濡れているのに気づいた。雨が降ってたんだ・・・
紋別には2箇所のホクレンGSがあり、そのうちセルフの方が隠しフラッグの店だという。
最初のホクレンの手前でバイクを止め、じ〜っと観察。「セルフ」「ライダーフラッグあります」の看板を確認。早速GSに入り、給油。
領収書を持って事務室に入る。「あの〜、こちらでフラッグありますか?」「こちらにサインしてください」見ると、安全宣言の署名簿が。書いている最中にちらっと見ると、お兄さんが黒のフラッグを持ってきた。「!!」ついに、念願の隠しフラッグを手に入れたおいらはすっかり有頂天。おっとっと、北の天気を聞かねば。再び事務所に入り、「すみません、北のほうの天気はどうなんですか?」事務員のおばちゃんが新聞を持ってきて、天気予報のページを開いてくれた。「大雨ですね。」「ありがとうございました。」丁重にお礼を言って外へ出る。
道路に目を向けると、北からの車は濡れていた。レインコートを身に着けると、行けるとこまで行ってみようと北へ向かった。興部(おこっぺ)に入ると雨が振ってきたので、道の駅おこっぺで情報収集。道の駅には、高速道路並みの道路情報端末があるのだ。
気象情報を見てみると、「げげっ・・・」一瞬言葉を失った。
「大雨雷雨暴風雨警報」が、北海道ほぼ全域で発令されていた。(大雨と雷雨と暴風雨3つ揃った警報って初めてや〜)1時間当たり80mm以上の激しい雷雨を伴います。って・・・。2日前、友人から台風が発生しているが多分大丈夫だろうと言っていたのを思い出した。
慌てて携帯で天気情報を検索する。台風5号の予報円に北海道がすっぽり納まっていた。
スケジュールを確認したところ、最終日の函館に向かう日に台風も北海道到達ではないか。
よくもまあ、台風に愛されるおいらだとしみじみと思う。台風を呼ぶ男のジンクスはまたも補強されることになった。
さて、前々回も台風到来で1日切り上げたが、今回も旅程短縮が必要だ。東日本フェリーの航路と時間を調べ、地図とにらめっこする。
前回の脱出は、室蘭から八戸へ8時間の航路で仮眠とって避難したので、今回もそれに習うことに決めた。では、今晩の宿は・・・
警報が発令されていない地域は、釧路・網走・帯広方面のみ。現在は午後2時過ぎ。
サロマ湖まで退避しようと決めると早速国道238号線で南下した。
雨は土砂降りになってきた。ここで、ひとつ問題が。ヘルメットのシールドが曇って前が見えない。コンビニに立ち寄り、シールドを拭くが真っ暗である。周りも暗くなってきて余計見えない。トラックに車に水しぶきを浴びて追い越されながらサロマ湖に到達したときは、すっかり体力を消耗していた。暴風雨に備え、テントは万全に設営する。佐呂間市街へ行き、セブンイレブンで晩飯を買い込んで戻り、シールドを拭き、明日の道順を確認、フェリーの時間も何度も確認し、今晩は暴風雨があるかも知れないと覚悟を決めて就寝した。
8月3日(金)
朝5時起床。幸いなことにサロマ湖は小雨で済んだ。早速テントを撤収。親父に早く山形へ帰る旨メールを送る。
いざ、室蘭へ。走り出してシールドが全くきれいになっていないことに気づく。道道103号線で留辺蕊に向かい、国道242号線で足寄へ向かう途中、道の駅オーロラタウン93りくべつで休憩ついでにダメもとで徹底的にシールド清掃に取り掛かる。
シールドを外し、WCからトイレットペーパーを巻き取り(ごめんなさい)、クリーナーでゴシゴシゴシゴシ磨く。またクリーナーを吹き付けてしばし放置。また磨きまくる。
1週間分の汚れがやっと落ちた。撥水スプレーを散布し走り出すと、はっきり見えるじゃないの。昨日の苦労は、自分の手入れミスと痛感した。
足寄から国道274号線に入り、士幌を経由し、清水町から日勝峠を目指す。
日勝峠は万年霧が深く、そのくせ車はスピードを出すので、なるべく通りたくない道であり、今回の旅も最初のルートから避けていた道である。シールドがきれいになって昨日より余裕があったが、それでも峠に到達する以前から、登坂車線を必死になって走っていた。走行車線じゃありませんぞ。遅い車の登坂車線でっす!なんせ、足元の3〜4m先までしか見えないのである。シールドに張り付く雨粒でもっと見えない。
そんな中を50km/hで走るおいらもおいらであるが、周りのスピードはそれ以上である。
トラックに追い越されるときは恐怖である。風圧をまともに受けながら、対向車線まであと10cm・・・のシーンを心臓バクバクしながら走りきる。
峠を越え、おなじみの道の駅樹海ロード日高に到着したころは、三途の川から生還した気分であった。菓子パン2個をほおばり、休憩もそこそこに出発。近くのホクレンGSで給油。やっと黄色のフラッグゲット。これで4個目のフラッグである。国道237号線を南下し、富川から無料開放の日高自動車道で苫小牧へショートカット、国道36号線で室蘭を目指す。
室蘭港に到着したが、八戸便は廃止(休止?)と判明した。「うっそ〜」やってない航路の時刻表まで出ている本に怒り心頭。だが、ここまできたら、函館へ向かうしかない。
国道37号線5号線と経由し、函館へ向かう。体力の限界であるが、死ぬ気で走る。
19時過ぎ、函館港到着。ここまでの距離630km。台風は新潟〜秋田沖とのこと。
22時のフェリーに乗船手続きし、定刻で出港。2等船室に上がるとき、ブーツを脱いだらものすごい悪臭がいた。
びしょびしょのブーツを履いているため、乾かす暇もなくすっかり悪臭の巣窟となってしまっていた。深夜便ゆえ、客が少ないのが幸いで、足にジャケットをかぶせてごまかし、深い眠りに入った。

8月4日(土)
突然揺れを感じ、目覚めた。深夜1時30分。間もなく青森港に接岸である。
「ふあ〜あ・・・」あくびがとまらない。体がふらふらする。缶コーヒーのブラックを飲み干し、眠気覚ましにタバコを1本・・・・眠い・・・
甲板まで降りていき、バイクの前でラヂオ体操。眠い・・・眠すぎる。
とりあえず、高速の最初のSAで仮眠取ろうと決めた。
フェリーから降り、国道7号線から青森ICを目指す。
高速を走り出してしばらくすると小雨が降ってきた。無理せず60km/hで走る。
ほとんど通行もない高速だからなあ。というか、道が暗すぎるのである。バイクの小さな明かりでは遠くは闇の底である。
津軽SAに到着。携帯で台風をチェック。台風は秋田沖に到達。朝9時ごろ津軽海峡到達と出ている。ただ今早朝の3時。暴風雨圏に入るのが先か、おいらの体力回復が先かわからないが、仮眠をとることにした。「zzzz・・・」
朝5時前、携帯で台風をチェック。間もなくここも暴風雨圏に入りそう。体力もだいぶ回復したし、レインコートを身に着けると早速走り出した。
紫波SA、前沢SA(ここでまた仮眠をとる。)と小刻みに休憩を取りながら山形を目指す。
そうだ、親父にメールを送らねば。「今、ものすごく汚くて臭いから風呂を沸かして待ってて。」恐ろしく恥ずかしいメールである。自分で自分を臭いとは・・・・
村田Jctから山形自動車道に入り、山形蔵王ICの料金所を出る。
朝10時過ぎ、実家に到着。30時間で1060km走ったおいらは、すっかりフラフラである。荷物を降ろすと、一目散に風呂に駆け込んだ。WCではなく風呂に駆け込むのは前代未聞である。
すっかり心身ともにすっきりすると、洗濯機を借りて洗濯、レインコートを干して・・
あれもこれもと全てやり終えると、兄貴がやってきた。今頃になって、六花亭のお土産を親に届けにきたのである。
何はともあれ、兄弟同士、あれこれ話してばいばい〜。
晩御飯に、寿司を注文して(もちろん回転寿司)取りに行き、早めの晩酌が始まる。
夜9時。すっかり眠気の虜となったおいらは早めに就寝。
8月5日(日)
朝10時起床。さすがに疲れが溜まっていた。今日から山形は花笠祭りが始まる。
ここで、山形の裏情報を一つ。
山形に「つり味」という焼きそばと餃子主体の飲み屋みたいなのがある。飲み屋みたいというのも家族連れで賑わってるから。そのつり味の焼きそばは、東京でも難波でも広島でも食べたことのない独特の味。おいらも子どもの頃よく連れて行ってもらい、ジュースとコーラで食べていた。おいらも大人になったし、ビールで食いたいなと思った。
次に、そのつり味の向かいに「肉のアベ」という精肉屋がある。その店は、おいらの中学時代の柔道部の先輩の店である。2回は食事どころである。そこのトンカツは、腕がなければ揚げられないほど分厚いトンカツである。また、焼肉もやっているが、山形牛の美味い肉が低廉な価格で食べられる。おいらは後輩だから・・・・
そういうことで、花笠の始まる前につり味へ向かった。山形も結構暑い。汗だくになってつり味に到着。しかし、無情にも閉まっていた。向かいを覗くと・・・先輩の店も閉まっている。さすがは地震にも台風にも愛される今年本厄のおいら。山形でもついてない・・・・
山形駅前大通に戻り、「花膳」に入る。
ここは結構山形の味覚を堪能できるお店である。
午後7時半。すっかり酔っ払っていい気分。
七日町へ向かって歩いていく。
「花の山形〜紅葉の天童〜」

花笠祭りは、多分十数年ぶりに見ると思うのであるが、歌詞は自然と浮かんでくる。
生まれてから18年間住んでいた故郷の祭りを大いに堪能し、帰路についた。
8月6日(月)
朝5時30分起床し、荷物をバイクにくくりつける。
親とは月末に福島の母畑温泉で再開するので、簡単にさよならして家路につく。
東北自動車道を一気に南下し、久喜ICから国道16号線へ向かい、自宅へ到着。
荷物を下ろして駐車場へ走る。
今年もいろいろあったが楽しかったなあ。
北海道は今回も色々やり残したので、また北海道へ行く理由ができた。
また来年楽しむとしよう。
今回の総走行距離 4751km
プロローグ
「ホッカイダー」北海道を愛し、北海道を旅するライダーの略である。
最近、正義の戦隊ものをもじって、正義の戦士ホッカイダーが誕生したらしい。
日本征服を企む「アバシリン」、対する正義の戦士「マリモグリーン」「クリオネピンク」がいると言う。赤と青と黄色がいないのは戦士を募集しているのか?
おいらは、当然体型から黄色だな。「う・・・ん・・・」
よし、おいらは、「バターコーンイエロー・・・」
ま、とにかく、7月25日、今年の北海道行きが決まった。
おいらは今年「本厄」である。お祓いもしてない。平穏無事な旅では終わらない予感が・・・
7月27日(木)
今日は、午後から有給休暇取得して山形へ向かうのだ。
昔なら、東京から北海道へ東北自動車道を一気に北上したものであるが、寄る年波には勝てず、中間点の実家に立ち寄って親孝行がてら北海道を目指すスタイルが確立している。
(そのくせ、北海道では何故か一般道なのに川口〜青森ICと同じくらい走ったりする。)
夜8時過ぎ、実家に到着。
親父がエンジンの音を聞きつけ、にこやかに出迎えてくれる。
お袋は、家の中で「お疲れさん。」やっぱり実家に立ち寄ると親も喜んでくれるっす。
半年振りに親父と乾杯。今年の北海道走破ルートを聞き、「よう走るな・・・」驚きあきれてる。
7月28日(金)
朝6時過ぎ、実家を出発。
「気をつけて行ってらっしゃい。」「へい、行ってきます〜」
山形自動車道から東北自動車道に合流し、快調に走る。が、暑い・・・・。
11時30分頃、青森IC到着。暑苦しいライダージャケット(別名、根性のダイエットスーツ)を脱ぎ、国道7号線を経由し青森市内を横断。ほどなく青森港に到着。
12時30分発のフェリーに乗船手続きし、出航を待つ間、突然にわか雨が来襲。
ずぶ濡れになりながら桟橋に向かったが、乗船する直前に雨は止んだ。
「このクソ雨が・・・」悪態つきながらフェリーに入り、作業員がバイクを固定するのを見守る。

16時20分定刻で函館港到着。
「あれっ?」函館のターミナルは、新築されてがらりと変わっている。
すごい数の警備員に誘導されて国道228号線に出る。
おなじみの桟橋への目印になっているコスモ石油のGSから道道100号線を経由し、国道5号線を東大沼へ向かう。
途中のコンビニで晩飯を買い込み、慣れた道を東大沼キャンプ場に向かう。
キャンプ場に到着すると、ホッカイダーが手を振って「やあ、こんにちは〜!」北海道に着いた実感がこみ上げ、こちらも挨拶を返す。
新品の3人用テントを設営し、ゆったりとくつろぐ。
そう、今までは1人用のコンパクトツーリングテントを使っていたのであるが、とにかく荷物を入れると狭くて窮屈であった。
手足を思いっきり伸ばし、ゆとりの広さに満足し、バーナーで焼き鳥焼いてチューハイをググッと飲み込む。
プハァ〜・・・うめえ。
そうして夜は更けていった。
7月29日(日)
今年は、早く函館に上陸したこともあり、超余裕の朝4時に起床。
今日は道東へ推定約600kmの大移動の日である。(結果は615km)
早くてもいいだろうと、初の朝5時出発。
ところが、これが誤算の始まりであった。
おいらの北海道の旅の一つに、ホクレンのライダーフラッグを集めることがある。
道南、道東、道北の3地域の色違いのフラッグに、中標津のGS限定のオリジナルフラッグ、稚内GSの最北端マーク入りフラッグ、そして、今年から始まった4箇所限定の隠しフラッグを集めることである。
ただでさえ、満タンで600kmは余裕で走るツーリングバイクなだけに、ガソリンの補給は緻密な計算が必要である。
いつもなら、伊達市あたりで給油するのであるが、朝の8時ではGSは開いていない。
そうするうちに室蘭に到着。
この辺りは、ホクレンの巨大空白地帯である。
それでもホクレン探しているうちに、うっかり道を間違え、室蘭中心部に迷い込んでしまった。
ガソリンも底をつき、止む無くゼネラル石油で給油(涙)
気を取り直し、国道36号線で苫小牧へ向かう。
苫小牧から日高自動車道(一部区間しか開通していないので無料!)で富川まで一気に時間を稼ぎ、国道235号線でえりもへ向かう途中、道の駅みかわで昼食休憩。
この辺り、日高昆布が名産であるが、昆布づくしの料理などないし、カツカレーで我慢。
道道34号線に入り、襟裳岬を目指す。
この道は、アップダウンのある適度なワインディングコースで走るのが楽しいが、何よりも風景がすごく感動もの。
いつまでも続いてほしいと思いながらも、ついに岬に到着。
近くの観光に来ていたおじさんにお願いして記念写真をパチリ。

帯広へ向かう途中、百人浜でいい景色があったので、路肩にバイクを止め、カメラを構えたら、「あ、、、、」バイクがスルリと動き出し、ぶっ倒れてしまった。「・・・・。」
撮影する気は失せ、引き起こしてまたトコトコと走り出す。
いつかこの道に来た人は、橋の名前の立ってる看板に注意してほしい。
わざわざ長さ1m程度の橋に(どう見ても橋とは思えない・・・)立派な橋の名前が付いているのである。それどころか、10mくらいの橋には名前がなかったりする。
おいらには理解不能の北海道七不思議の一つである。
国道336号線に出ると、そこは黄金道路の別名が付いている。
海岸沿いの強風地域ゆえ、黄金を敷き詰めたほどの建設資金がかかったという道路である。最近はトンネルが次々開通し、海岸を走る距離は減ってきているが、それでも眺めは圧巻。
途中、フンベの滝で記念撮影。

豊似から国道236号線に入り、帯広方面へ。
途中の道の駅コスモール大樹でスーパーが併設されているのを発見し、晩飯を買い込む。
だが、東京と違い、家族用の惣菜ばかりで、とにかく量が多い。
かろうじて食材をそろえたが、やっぱり買出しはコンビニに限ると実感し、以降はスーパーは素通りすることとした。
幕別町に入り、道の駅忠類に到着。
ここは、ナウマン像発掘を記念して博物館と、ナウマン温泉アルコ236、そして無料のキャンプ場が併設されている便利なところだ。
テントを設営し、1日ぶりに温泉に浸かる。(¥500−)
お肌がツルツルツルツル正に美人の湯と言っても過言ではない最高の泉質に大満足。
風呂上りの火照った体でチューハイゴキュゴキュ・・・至福のひと時。
7月30日(月)
朝から曇りがちで、霧雨っぽい天気。
今日は、前々回のツーリングで海沿いに一周を目標に掲げながら、台風接近によるコース短縮で未踏の国道336号線豊似〜吉野共栄を走り、釧路湿原を初めて観光するのが目標の一つ。
その途中の白糠は、しそ焼酎鍛高譚(たんたかたん)の産地であるが、同時に、道内4箇所しかない隠しフラッグがもらえるGSがあるところでもある(はず)。
豊似〜吉野共栄間は、国道でありながら、信号もないコンビニもない民家もほとんどない巨大なWC空白地帯である(と、走ってわかった)。
ナウマンキャンプ場スタートしてから約100km、膀胱に溜まりゆくお小水をどうすべきか悩みに悩みながら走り続け、とうとう膀胱炎の危機を察知して、道端にバイクを止めて放流・・・・
安堵のため息をついていると、目の前を汽車が通過。
そう、目の前は根室本線だった。
通り過ぎる電車に手を振りながら(ごまかしながら)、旅の恥は掻き捨てとばかり、長々と放流を続けるのであった・・・・
膀胱が空になり、すっきりしたところでツーリング再開。1分ほど走ると久々の信号と出会った。
その先に目を向けると、WCのマークとともにPのマークがあった。
「・・・・」無言のまま、管轄の浦河国道管理事務所に苦情を投稿しようかと密かに企みながらPを通り過ぎた。国道38号線と合流し、「北海道を海沿いに一周する」の目標を達成したばかりなのに、心は晴れない、天気も晴れない。
国道38号線を東上し、白糠へ到着。
早速お目当てのホクレン白糠GSへ入って給油。しかし、フラッグは終了したとのこと。
北海道上陸して3日目。未だにフラッグはゲットならず・・・ますます憂鬱に・・・
小雨降りしきる中、釧路へ向かう。
釧路へ向かえば、過去2回とも雨が降っていた。3回目の今日も小雨。
おいらのジンクスの一つ、「雨の釧路路」はまたしても破れなかった。
大楽毛(おたのしけ)から国道240号線別名まりも国道を北上し、釧路湿原道路へ入る。
湿原のど真ん中を走っても、雑草地の中を走ってるような感覚しかしない。
新釧路川の橋を渡るときに周りを見渡してみると、初めて釧路湿原の美しさが理解できた。雄大に流れる大河と緑の湿原のコントラストが光り輝いているのだ。そうと知ったからには、展望台からの眺めが楽しみである。
国道391号線へ抜け出ると、塘路(とうろ)に向かって北上した。
目標はサルボ展望台。おっ、標識もある。あと200m・・・100m・・・??入り口がわからぬ。Uターンして、小さな駐車場を発見。
ここから400m余り登ったところにあるとのこと。展望台までバイクで行けるだろうと思っていたが、まあ、いいうんどーじゃ。
「ふうふう・・・ヒイヒイ・・・・ゼエゼエ・・・・・・」やっと登りきったぞ。
目の前に広がる疲れも消し飛ぶ壮大な眺めにしばし見とれ、シャッターを押す。

地方道1060号のダートを走り、地方道1052号に入ったところで、「あ、蝦夷鹿だ!」カメラカメラ・・・もたもた・・・・構えたときにははるか遠くに。それでもレンズを向けると、「おまいさん、はよう撮りなされ」と言いながらこちらを向いていてくれていた(ような気がする)。サンキュ〜、バンビ〜ノ。

しばらくいくと、前を走るトラックが急ブレーキ。なんだなんだ?
すぐ目の前を、蝦夷鹿がピョンピョン横断する。
うおおおお・・・・カメララカメラ・・・と出す暇もなく、森の中に消えてしまった。
実は、朝方は国道336号線で、鷲2羽と遭遇していた。
昨年は天塩付近でキタキツネとも遭遇した。ただ、近づいても逃げないので餌付けされてしまっていたようだが・・・・今も生きてるかな?
次は熊と格闘することを夢みて山の中を走ろうっと。
さて、目指すは阿寒湖のアイヌコタンである。
国道274号線から地方道1093号線で鶴見峠を越えて向かう予定であったが、肝心の1093号線の入り口が見つからない・・・
止む無くUターンして道道53号線から摩周温泉を目指し、国道241号線を経由して阿寒湖へ向かった。
アイヌコタンには難なく到着。早速お昼ごはん食べよう。
民芸喫茶ポロンノに入る。アイヌ丼なる創作アイヌ料理(実は、名称を忘れてしまった)があるとのことで、早速注文し食す。

「う、うめえ〜」少し濃い味付けであるが、山形県人のおいらにとってはぴったりの味付けである。
さてと、自分のために手彫りのペンダントを買うとすっか。
「神様を表すものってどれですか〜?」サンマラントという店に入って見てみたがよくわからない。
「これとこれとこれと・・・・」「????」
よくよく考えれば、神とは「カムイ」であるが、熊にもフクロウにもアイヌ語では「カムイ」の文字が入っていて、神は一つではないのだ。
最後は、自分の好みで選び、裏には「19.7.30アイヌコタン」記念の日を彫ってもらった。

次は、国道241号線で帯広へ向かい、六花亭本店で念願のさくさくパイを食べ、お土産を買い、時間があればコインランドリーもとあれもこれも予定を詰め込んでいる。
しかし、コインランドリーの地図が見つからない・・・なくしたのかな??
コインランドリーはクッチャロ湖にもあるので、今回は六花亭のみに専念することに。
早速、みんなの大好きなマルセイバターサンドを購入。
職場は何人だっけ?友達は・・・・めんどくさくなったので、まとめて60個買った。
結局は、買いすぎだったのだが・・・・ま、いいか。
さくさくパイについて説明しておこう。
六花亭本店のみでしか売ってなく、しかも、3時間以内に召し上がってくださいと注意書きまであるので、東京に持ち帰るのはどう考えても無理。
そんな希少なパイが、何故かホッカイダーに人気であり、おいらも食いたい病に感染してしまっている。
しかし、「本日、さくさくパイは終了しました」の看板が・・・・涙・・涙・・・
代わって「さくさく何とか」っていうもんを食す。(ショックで覚えてない・・)

これも美味いわあ。でも、やっぱりさくさくパイ食べたい〜
お店の人に「さくさくパイって何時ごろ売り切れるんですか?」「大体4時ごろが多いですね。」時計をちらり・・・まだ4時になったばかり・・・「明日いらっしゃいますか?」「いえ、来年来ます。」「(笑)お待ちしてます。」
(北海道上陸後、何度目の「気を取り直して」かはいちいち数えてないが、今回も、多分10回目くらい?)気を取り直して、キャンプ場に帰ろうっと。
明日は、ヌプントムラウシ温泉行くし、今のうちにガソリン入れておくかな。
ホクレンを見つけ、満タンに。「旗もらえますか?」「うちはやっていません。」「へ?」
よく見ると、ライダーフラッグプレゼントだとか看板がない。
(ガーン!!)北海道来て3日目が終わるのに、フラッグ1つももらえないという最悪の展開に、気を取り直す余裕はなかった。晩酌のチューハイの味も何も感じなかった。。。。
7月31日(火)
今日はヌプントムラウシ温泉へ行く日。一番楽しみにしていたプランでもある。
朝から寒いので温泉に早く浸かりたい。
道の駅なかさつないの次を曲がって道道55号線に入る。
くねくねややこしい道ではあるが、しっかり表示もあってわかりやすいルートである。
1時間も走ったころ、まだまだ周りは牧場ばっかりという場所で膀胱満タンに達した。
すみませ〜ん。誰もいませんよね〜?(略)は〜すっきり!
だが、お腹が痛い。下腹部がじ〜んと痛む。お腹冷えちゃったようだなあ・・・・
芽室から国道38号線に出て、最初のセイコーマートに立ち寄る。
ホッカイロはないかな??真夏ゆえ、置いていない。じゃあ、暖かい缶コーヒー買って、服の下にもぐりこませる。緊急事態ゆえ、レインコートも身に着けて、完全防寒体制を取った。
国道274号線に入り、もうじきヌプントムラウシへの入り口の道に・・・でも、体調が最悪。取り合えず、近くの道の駅しかおいへ寄ることにした。
30分くらい休憩したが、腹痛は治まらない。ヌプントムラウシまで行くのは無理そうなので、代わりに上士幌温泉ふれあいプラザで温まろうと決め、向かったのであるが、温泉は午後14時から・・・・
結局、身体を労わりながら次の野営地サロマ湖まで向かおうと、糠平を目指す。
糠平ダム付近の最後のトンネルを抜け、糠平温泉に到着したら、澄み渡る青空にぽかぽか暖かい日差しが・・・・少し休んだら身体が温かくなり、腹痛が消え去った。
よっしゃあ〜っ!元気になればしめたもの。まずは、旧国鉄士幌線(廃線)のタウシュベツ橋だ。糠平湖に沈み、水位の下がる夏から秋にしか見えない幻の橋。
そこへ行くには、糠平三股林道を見つけねばならぬ。
「多分この辺なんだよなあ・・・」幌加発電所という看板の前で立ち止まり、地図を覗き込む。「う・・・ん。どこだろう・・あっ!!」橋の向こうの側道からトヨタクラウンとベンツが出てきたのである。もしや・・・「やっぱりここじゃ〜!」
入ってみれば、恐ろしいほどにひどい道である。ジャリは浮き、急勾配のS字やヘアピンカーブ。相当走ったところで(4km)駐車場に到着。ここから200m向こうにある。細い森の小路を通り抜けると、目に飛び込んできた風景に、しばし、呆然と立ち尽くした。
すごい感動が全身を覆いつくしたのである。文字で表せば、晴れ渡る青空の下、目の前に広がる緑色のウペペサンケ山、静かにたたずむ糠平湖の水面、そして、湖面を渡るタウシュベツ橋、それだけである。言葉では表せない、写真でも写せない、脳みそで感じる感動の風景は、是非とも現地へ行って目に焼き付けてほしい。そんな絶景の地である。

国道273号線に戻り、三国峠を目指す。大雪湖の脇を通り過ぎ、流星の滝・銀河の滝を見に行く。地上からは結構離れている滝だが、展望スポットからは二つの滝が見渡せるという。展望台まで、430mと看板にあり、サルボ展望台と同じくらいか。よし、行くぞ!「はあはあ・・・フウフウ・・・・ゼイゼイ・・・・」やっと着いたぞ。何か心なしか滝がまだまだ高い位置にある。見回すと上へと続く階段があった。
「グファア・・・・ウオオオオオ・・・・・・」吠えながら登る。どう考えても430m歩けば到着ではない。標高430m上がるという意味であろう。
戻ろうかと思ったが、ここまできたら男の意地である。ペットボトルのお茶を置いてきたことを後悔しつつ、坂道と格闘し続けた。
展望台らしきものが見えてきた。もうちょい・・・到着。
深呼吸し、落ち着いたところで滝とご対面。「ほうっ!」なかなかいいじゃないの。

それにしても、登りから下りまで誰一人とすれ違うことはなかった。
「みんな楽しすぎやなあ。」ぶつぶつつぶやきながらバイクへ戻る。おーいお茶濃い味をゴキュゴキュ。ああ、美味い。キンキンに冷えたスーパードライならもっと最高なのに。
国道39号線へ戻る途中、ヘルメットにでかくて黒い虫がぶつかり、アゴの隙間にポトンと落ちる。途端にアゴに激痛が!!「いでででで・・・」慌てて路肩にバイクを止め、ヘルメットを上げると、隙間に全身真っ黒で、腹は黒と白のストライブの虫が見えた。
「ハチだ!」そ〜っとヘルメットを脱ぐ。ハチは足元に飛び降りた。踏み潰そうかと思ったが、そんなことよりも毒を抜かねば・・・刺された付近をミラーで確認しながらヒゲを抜き、赤く腫れた部分のトゲを探す。あんまりいじると全身に毒が回るので、細心の注意を払いながら毒を絞りだす。
(東京に戻って調べたら、「クロスズメバチ」あるいは「シダクロスズメバチ」だった。
過去、2度スズメバチ系に刺されたことがあるが、よくもアナフィラキシーショック起こらなかったものだ。手当てが良かったのかな?)
アゴがズキズキ痛む。留辺蘂(るべしべ)へ向かう途中見つけたコンビニで虫刺されの薬を探す。なかったので冷やそうと冷えピタを購入し、貼り付けるがヒゲが邪魔で上手くくっつかない。無精ヒゲの顔に白い冷えピタ。結構お間抜けな顔だろうが、アゴの痛みには代えられない。
音根湯(おんねゆ)温泉のホクレンGSで給油。ここでやっと緑のフラッグをゲット。
留辺蘂駅の先の道道103号線に入り、サロマ湖を目指す。途中佐呂間町役場隣のセブンイレブンで晩飯を買い込む。この辺りは、竜巻で大きな被害を受けたところだ。
国道238号線に出て左折、キムアネップ岬へ向かう。3度目のサロマ湖畔。いつも美しい夕陽を見せてくれるところでもある。
まだまだ陽が高いが、テントを設営し、シャワーを浴びる。100円で8分間のお湯が出る(ただし、ちょろちょろと・・・)のであるが、おいらが今日最初の客のようで、1分間は冷水だった。おいらの12.5円を返せ〜っ!と言いたかった。
西の空が赤く焼けてきたところでチューハイを開ける。グビグビ・・・ぷはぁ〜うめえ。
少しずつ落ちていく夕陽をカメラに納めながらチビチビチューハイを舐める。

すっかり日が暮れたところで、焼き鳥を焼き始めた。
明日はカムイワッカと北海道で一番大好きな道のある開陽台へ行くんだと思うと、いつもよりチューハイが美味く感じる。
夜空に輝く満天の星空を見上げながら夜は更けていった。
8月1日(水)
朝4時起床。サロマ湖の朝日をカメラに納める。

テントを撤収し、国道238号線から道道76号線に入り、能取岬に向かう。灯台に到着し、WC行ったら8時から開錠しますって・・・またまたお小水を我慢しながら途中のコンビニで用を足そうと走り出す。
国道244号線に入り、道の駅はなやか(葉菜野花)小清水へ向かう。ここは、釧路本線浜小清水駅と道の駅が合体した珍しい駅。
寒くもないのだが下腹部が朝から痛く、ちょっと体調が変。かなり良心的なスピードでかっ飛ばし、道の駅に滑り込むと一目散にWCへ駆け込む。
「!?」け、血尿が出てる・・・・幕別からやけに下腹部が痛むと思ったら、結石が流れていたのであった。(後日、東京の病院でレントゲンを撮ったら、長さ2.5cmの石がきれいになくなっていた。今も別の石は残っている。)原因がわかったところで、持ってきた2個の坐薬の1つを挿入。これで今日一日と明日いっぱいは持つだろう。その後は・・・最悪、病院へ駆け込むことも念頭に入れ、旅を再開した。
斜里から国道334号線に入り、宇登呂(うとろ)を目指す。途中オシンコシンの滝へ立ち寄り、カメラをパチリ。

知床自然センターに到着したときは、既に10時を過ぎていた。8時台にセンターからカムイワッカ行きのバスに乗って滝まで行く予定を立てていたが、浜小清水で痛みが落ち着くまで休んでいたため時間を食いつぶしてしまったのである。
カムイワッカをあきらめ、知床横断道路を渡り、羅臼へ向かう。
そこから左折し道道87号線で知床半島の奥へ向かう。道の行き止まり、相泊まで行き、道の終わりで記念撮影。
羅臼まで戻って道の駅知床・らうすで昼食休憩。お目当ては道の駅2階にある「海馬屋たかさご」だ。ここは、おいらと同じ「馬鹿定食」なるものがある。正しくは「馬鹿陶板焼き定食」¥2,100−なり。

トド(海馬)と蝦夷鹿を掛け合わせた馬鹿肉が食べられるのである。
ペロリと平らげ、ますます無敵の馬鹿となったおいらは、トド肉食べたという証明書をもらい、国道335号線で次なる目的地野付半島へ向かう。対岸には国後島があるのであるが、雲がかかってうっすらとしか見えなかった。野付半島の見所はトドワラである。トド松が海岸侵食により立ち枯れしているのであるが、その姿は何かしら哀愁を感じさせる。
数年後にはただの湿原になってしまうそうであるが、それまで見届けたいと思う。
道を戻り、国道244号線の途中から地方道774号線に入る。
お目当ては、ホクレン中標津GS限定のオリジナルフラッグである。昨年東京に帰ってから初めてその存在を知り、是が非でも手に入れたいフラッグである。
そこでハーレーの兄ちゃんと情報交換。兄ちゃんは隠しフラッグの情報を知りたがっていた。白糠ではもらえなかったこと、他の隠しフラッグは恐らく紋別に占冠に長万部だろうと伝えると、喜び勇んで出て行った。
かくいうおいらもオリジナルフラッグを手に入れて満面に笑みを浮かべていた。
地方道775号線に入り、突き当たりを左折すれば、待ちに待ったミルクロード北19号である。アップダウン激しいジェットコースターのような道を楽しみながら開陽台展望台を目指す。到着し、早速テントを設営して、温泉と晩飯の買出しに向かう。
温泉は、からまつの湯という河原に噴出する無料の温泉である。しかし、マイナーな温泉らしく、案内もなく手探りで探し回った。虹別林道らしき道を走ったが、温泉への入り口がわからぬ。日も暮れてきたので、捜索は断念しよう。次回は、近くの川北という露天風呂に行こうと考えながら、来た道を引き返し、名もない道を国道272号線へ向かう。昨年見つけたセブンイレブンで晩飯を買って展望台へ戻る。途中、定番の撮影スポットでバイクを記念撮影。

開陽台の楽しみは、360度見渡せる展望と夜の満点の星空である。前回は雲が厚く星空は拝めなかった。今晩は晴れてくれますように。
夕陽が沈むころから晩酌を始める。北天にひときわ明るく輝く星が見えてきた。恐らく北極星だろう。さらに暗くなり、北斗七星が浮かび上がる。ひしゃくの右端を7倍して・・・やっぱりさっきの星は北極星だった。オリオンはちょっと見えないなあ、生かじりの星座の知識を思い出しながらず〜っと上ばかり見上げている。
晩酌が終わり、コーヒーをすするころには幾千万の星が煌いていた。
8月2日(木)
今日は、日本で「湖」と名の付く最北端の湖であるクッチャロ湖へ大移動である。
ゴミを捨てるため、遠回りであるが昨日のセブンイレブンに戻り、習慣となったミルクコーヒーをゴクゴク。養老牛温泉の先の信号を右折し、道道150号線の終着点である裏摩周展望台へ向かう。晴れた摩周湖を見ると婚期が伸びるという言い伝え(?)があるとおり、晴れた摩周湖しか見たことがなく、未だに婚期を迎えていないおいらであるが、今回は・・・ちょっくら薄っすらと霧がかかっていた。ちゅうことは、婚期は短くなったってことか?根拠のない確信に励まされ、「早く嫁さん欲しい〜!」

地方道1115号線を北上し、神の子池を目指す。標識にしっかり案内があったので、入り口から約2km、ガタガタ揺れながら悪路を走る。1周約200mくらいの小さな池であるが、透き通った池の底からは清水が湧いているのがはっきり見える。
おおっ!池の奥のほうは、底にエメラルドグリーンに輝く神秘の輝きが・・・
早速デジカメでパチリ。携帯にもパチリ。

地方道1115号線を更に北上し、みどり駅の先を左折、国道391号線に出て南下する。道道102号線に入り、屈斜路湖畔林道を走るのだ。
それらしき道に入っていったが、途中で道が切れている。引き返して色々探したが、結局どれが林道なのか判別できないので、国道に戻り、道道52号線で林道とは反対側の屈斜路湖畔を走り、国道243号線に出て、美幌峠を目指す。道の駅ぐるっとパノラマ美幌峠でバイクを止め、屈斜路湖を見下ろす。屈斜路湖の真ん中にある中島って思ったよりでかいな・・・次の目的地である隠しフラッグの紋別までははるか彼方。気合を入れて旅を再開。
美幌市街地から国道39号線に入り北見を目指す。昨年予約が必要と知らずに北見駅まで行って、ほたて丼弁当食べられなかった悔しさを思い出す。だが、今年は素通りすると知ったためか、ほたて丼弁当の呪いが今年も降りかかる。
北見は恐ろしいほど暑い。信号も多く、根性のダイエットスーツを着たまま走る辛さは想像以上である。留辺蘂までの約30kmの間、脱水症状防止のために3回もコンビニで給水しなければならなかったのである。
ごめんなさい、来年は必ずほたて丼弁当食べますから・・・・北見駅に向かって念じる。
西留辺蘂から国道242号線に入り、遠軽へ向かう。遠軽からオホーツク海の湧別まではホクレンのGSが多くある。既にガソリン残量警告灯が点灯しているのであるが、紋別はすぐそこ。そうしているうちに、道路が濡れているのに気づいた。雨が降ってたんだ・・・
紋別には2箇所のホクレンGSがあり、そのうちセルフの方が隠しフラッグの店だという。
最初のホクレンの手前でバイクを止め、じ〜っと観察。「セルフ」「ライダーフラッグあります」の看板を確認。早速GSに入り、給油。
領収書を持って事務室に入る。「あの〜、こちらでフラッグありますか?」「こちらにサインしてください」見ると、安全宣言の署名簿が。書いている最中にちらっと見ると、お兄さんが黒のフラッグを持ってきた。「!!」ついに、念願の隠しフラッグを手に入れたおいらはすっかり有頂天。おっとっと、北の天気を聞かねば。再び事務所に入り、「すみません、北のほうの天気はどうなんですか?」事務員のおばちゃんが新聞を持ってきて、天気予報のページを開いてくれた。「大雨ですね。」「ありがとうございました。」丁重にお礼を言って外へ出る。
道路に目を向けると、北からの車は濡れていた。レインコートを身に着けると、行けるとこまで行ってみようと北へ向かった。興部(おこっぺ)に入ると雨が振ってきたので、道の駅おこっぺで情報収集。道の駅には、高速道路並みの道路情報端末があるのだ。
気象情報を見てみると、「げげっ・・・」一瞬言葉を失った。
「大雨雷雨暴風雨警報」が、北海道ほぼ全域で発令されていた。(大雨と雷雨と暴風雨3つ揃った警報って初めてや〜)1時間当たり80mm以上の激しい雷雨を伴います。って・・・。2日前、友人から台風が発生しているが多分大丈夫だろうと言っていたのを思い出した。
慌てて携帯で天気情報を検索する。台風5号の予報円に北海道がすっぽり納まっていた。
スケジュールを確認したところ、最終日の函館に向かう日に台風も北海道到達ではないか。
よくもまあ、台風に愛されるおいらだとしみじみと思う。台風を呼ぶ男のジンクスはまたも補強されることになった。
さて、前々回も台風到来で1日切り上げたが、今回も旅程短縮が必要だ。東日本フェリーの航路と時間を調べ、地図とにらめっこする。
前回の脱出は、室蘭から八戸へ8時間の航路で仮眠とって避難したので、今回もそれに習うことに決めた。では、今晩の宿は・・・
警報が発令されていない地域は、釧路・網走・帯広方面のみ。現在は午後2時過ぎ。
サロマ湖まで退避しようと決めると早速国道238号線で南下した。
雨は土砂降りになってきた。ここで、ひとつ問題が。ヘルメットのシールドが曇って前が見えない。コンビニに立ち寄り、シールドを拭くが真っ暗である。周りも暗くなってきて余計見えない。トラックに車に水しぶきを浴びて追い越されながらサロマ湖に到達したときは、すっかり体力を消耗していた。暴風雨に備え、テントは万全に設営する。佐呂間市街へ行き、セブンイレブンで晩飯を買い込んで戻り、シールドを拭き、明日の道順を確認、フェリーの時間も何度も確認し、今晩は暴風雨があるかも知れないと覚悟を決めて就寝した。
8月3日(金)
朝5時起床。幸いなことにサロマ湖は小雨で済んだ。早速テントを撤収。親父に早く山形へ帰る旨メールを送る。
いざ、室蘭へ。走り出してシールドが全くきれいになっていないことに気づく。道道103号線で留辺蕊に向かい、国道242号線で足寄へ向かう途中、道の駅オーロラタウン93りくべつで休憩ついでにダメもとで徹底的にシールド清掃に取り掛かる。
シールドを外し、WCからトイレットペーパーを巻き取り(ごめんなさい)、クリーナーでゴシゴシゴシゴシ磨く。またクリーナーを吹き付けてしばし放置。また磨きまくる。
1週間分の汚れがやっと落ちた。撥水スプレーを散布し走り出すと、はっきり見えるじゃないの。昨日の苦労は、自分の手入れミスと痛感した。
足寄から国道274号線に入り、士幌を経由し、清水町から日勝峠を目指す。
日勝峠は万年霧が深く、そのくせ車はスピードを出すので、なるべく通りたくない道であり、今回の旅も最初のルートから避けていた道である。シールドがきれいになって昨日より余裕があったが、それでも峠に到達する以前から、登坂車線を必死になって走っていた。走行車線じゃありませんぞ。遅い車の登坂車線でっす!なんせ、足元の3〜4m先までしか見えないのである。シールドに張り付く雨粒でもっと見えない。
そんな中を50km/hで走るおいらもおいらであるが、周りのスピードはそれ以上である。
トラックに追い越されるときは恐怖である。風圧をまともに受けながら、対向車線まであと10cm・・・のシーンを心臓バクバクしながら走りきる。
峠を越え、おなじみの道の駅樹海ロード日高に到着したころは、三途の川から生還した気分であった。菓子パン2個をほおばり、休憩もそこそこに出発。近くのホクレンGSで給油。やっと黄色のフラッグゲット。これで4個目のフラッグである。国道237号線を南下し、富川から無料開放の日高自動車道で苫小牧へショートカット、国道36号線で室蘭を目指す。
室蘭港に到着したが、八戸便は廃止(休止?)と判明した。「うっそ〜」やってない航路の時刻表まで出ている本に怒り心頭。だが、ここまできたら、函館へ向かうしかない。
国道37号線5号線と経由し、函館へ向かう。体力の限界であるが、死ぬ気で走る。
19時過ぎ、函館港到着。ここまでの距離630km。台風は新潟〜秋田沖とのこと。
22時のフェリーに乗船手続きし、定刻で出港。2等船室に上がるとき、ブーツを脱いだらものすごい悪臭がいた。
びしょびしょのブーツを履いているため、乾かす暇もなくすっかり悪臭の巣窟となってしまっていた。深夜便ゆえ、客が少ないのが幸いで、足にジャケットをかぶせてごまかし、深い眠りに入った。

8月4日(土)
突然揺れを感じ、目覚めた。深夜1時30分。間もなく青森港に接岸である。
「ふあ〜あ・・・」あくびがとまらない。体がふらふらする。缶コーヒーのブラックを飲み干し、眠気覚ましにタバコを1本・・・・眠い・・・
甲板まで降りていき、バイクの前でラヂオ体操。眠い・・・眠すぎる。
とりあえず、高速の最初のSAで仮眠取ろうと決めた。
フェリーから降り、国道7号線から青森ICを目指す。
高速を走り出してしばらくすると小雨が降ってきた。無理せず60km/hで走る。
ほとんど通行もない高速だからなあ。というか、道が暗すぎるのである。バイクの小さな明かりでは遠くは闇の底である。
津軽SAに到着。携帯で台風をチェック。台風は秋田沖に到達。朝9時ごろ津軽海峡到達と出ている。ただ今早朝の3時。暴風雨圏に入るのが先か、おいらの体力回復が先かわからないが、仮眠をとることにした。「zzzz・・・」
朝5時前、携帯で台風をチェック。間もなくここも暴風雨圏に入りそう。体力もだいぶ回復したし、レインコートを身に着けると早速走り出した。
紫波SA、前沢SA(ここでまた仮眠をとる。)と小刻みに休憩を取りながら山形を目指す。
そうだ、親父にメールを送らねば。「今、ものすごく汚くて臭いから風呂を沸かして待ってて。」恐ろしく恥ずかしいメールである。自分で自分を臭いとは・・・・
村田Jctから山形自動車道に入り、山形蔵王ICの料金所を出る。
朝10時過ぎ、実家に到着。30時間で1060km走ったおいらは、すっかりフラフラである。荷物を降ろすと、一目散に風呂に駆け込んだ。WCではなく風呂に駆け込むのは前代未聞である。
すっかり心身ともにすっきりすると、洗濯機を借りて洗濯、レインコートを干して・・
あれもこれもと全てやり終えると、兄貴がやってきた。今頃になって、六花亭のお土産を親に届けにきたのである。
何はともあれ、兄弟同士、あれこれ話してばいばい〜。
晩御飯に、寿司を注文して(もちろん回転寿司)取りに行き、早めの晩酌が始まる。
夜9時。すっかり眠気の虜となったおいらは早めに就寝。
8月5日(日)
朝10時起床。さすがに疲れが溜まっていた。今日から山形は花笠祭りが始まる。
ここで、山形の裏情報を一つ。
山形に「つり味」という焼きそばと餃子主体の飲み屋みたいなのがある。飲み屋みたいというのも家族連れで賑わってるから。そのつり味の焼きそばは、東京でも難波でも広島でも食べたことのない独特の味。おいらも子どもの頃よく連れて行ってもらい、ジュースとコーラで食べていた。おいらも大人になったし、ビールで食いたいなと思った。
次に、そのつり味の向かいに「肉のアベ」という精肉屋がある。その店は、おいらの中学時代の柔道部の先輩の店である。2回は食事どころである。そこのトンカツは、腕がなければ揚げられないほど分厚いトンカツである。また、焼肉もやっているが、山形牛の美味い肉が低廉な価格で食べられる。おいらは後輩だから・・・・
そういうことで、花笠の始まる前につり味へ向かった。山形も結構暑い。汗だくになってつり味に到着。しかし、無情にも閉まっていた。向かいを覗くと・・・先輩の店も閉まっている。さすがは地震にも台風にも愛される今年本厄のおいら。山形でもついてない・・・・
山形駅前大通に戻り、「花膳」に入る。
ここは結構山形の味覚を堪能できるお店である。
午後7時半。すっかり酔っ払っていい気分。
七日町へ向かって歩いていく。
「花の山形〜紅葉の天童〜」

花笠祭りは、多分十数年ぶりに見ると思うのであるが、歌詞は自然と浮かんでくる。
生まれてから18年間住んでいた故郷の祭りを大いに堪能し、帰路についた。
8月6日(月)
朝5時30分起床し、荷物をバイクにくくりつける。
親とは月末に福島の母畑温泉で再開するので、簡単にさよならして家路につく。
東北自動車道を一気に南下し、久喜ICから国道16号線へ向かい、自宅へ到着。
荷物を下ろして駐車場へ走る。
今年もいろいろあったが楽しかったなあ。
北海道は今回も色々やり残したので、また北海道へ行く理由ができた。
また来年楽しむとしよう。
今回の総走行距離 4751km
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