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<過去の記録2008年北海道>
只今分割日本一周中!おいらの愛する北海道編Part5
「北海道はもう終わりか?」
毎年繰り返される一人議論・・・。日本一周をうたいながら未だに南の大地へ向かわないおいら。今年こそは四国へ、九州へと脳みその中では机上のルートを駆け巡る。
ま、もう一回だけ・・・
7月31日(木)
本日は、職場の同僚Fさんとお別れの食事会。Fさんは今後室蘭に引越しするそうな。
いつか、室蘭市外で鉢合わせすることを祈りつつ、さよならをした。
さ〜て、午後は年休を取得し、いよいよ北海道へ向かうのだ。
バイクパーキングに向かう。荷物だけは2週間前からセットしているので、早速バイクにまたがり、出発。
環八を北上し、大泉ICから外環へ、川口JCTから東北道へ慣れた道を走る。
ガソリン高の影響か、やはり交通量は少ない。
村田JCTから山形道に入り、山形蔵王ICで降りる。
ガソリン給油して、実家へ21時に到着。
親父とお袋と晩酌をして、早々に就寝。
(走行距離:415km)
8月1日(金)
朝5時起床。今日は大間からフェリーで函館へ渡るのだ。
大間発のフェリーは16:30発を目標にしているので、15:30までに到着するのが目標。青森〜大間は未踏の地だけに、無事到着するのか不安である。
6時に家を出発。親父、お袋、行ってくるぜ。
山形道から東北道に入り、長者ケ原SAを過ぎたところで小雨に遭遇。
カッパに着替えるべきか迷ったが、このまま行くことに。
晴れた〜と思ったら、花巻付近で大雨に遭遇・・・・全身ずぶ濡れのまま近くのPAに避難し、カッパを着込む。
ううっ・・・、Gパンが冷たい・・・・
このまま、花輪までカッパで走るが、その間、雨とは会わずじまい。
携帯で天気予報を見る。青森降水確率60%。
空を見上げると、青い空。う〜ん・・・結局カッパを脱ぎ捨てることにした。
走行風でみるみるGパンが乾いていく。気持ちええ・・・。
このまま、青森東まで行き、国道4号線で浅虫温泉へ。浅虫って変な名前であるが、海岸にある小島と鳥居などロケーションは抜群である。今度のんびり温泉に浸かりに来たいなと思った。
国道279号線に入り、いよいよ下北半島横断である。
原発で有名な六ヶ所村を過ぎ、道の駅横浜で休憩。一応、ここは青森です。でも、横浜です。
いよいよむつ市に入る。ここから先は、下北半島の天辺の青函海峡沿いの寒村をいくつか通り過ぎる。あまりの寂しさにこの地の真冬の過酷な環境が想像された。
大間に到着。黒マグロが食える食事処「はまなす」はすぐ近く。でも、間もなくフェリーが入港する。泣く泣くマグロはあきらめ、15:50「ばあゆ」に乗船。

16:30定刻で出航し、18:10函館到着。
市内で給油し、国道5号線で東大沼に向かう。
途中おなじみのセブンイレブンで晩飯を調達し、20時過ぎ東大沼キャンプ場に到着。
暗闇の中テントを設営し、チューハイごきゅごきゅ。ぷふぁー・・・うめえ。
明日は、稚内を目指して北海道南北横断だ。
10時過ぎ、さっさと就寝。
(走行距離:631km)
8月2日(土)
5時に起床。テントを撤収し、6:05出発。今日は全道は雨の予報である。カッパを着込んで国道5号線を森、長万部、黒松内と順調に走る。ニセコに着いたあたりで雨が激しく打ち付ける。余市の道の駅「スペースアップル余市」で先週から北海道に上陸し、1週間雨に祟られている雨男ライダーと遭遇。気の毒なので、残りの3日間晴れることを祈ってます!と励ました。(結局更に2日間雨続きだったが・・・)
小樽を過ぎ銭函から国道337号線、231号線と進み、石狩で給油。そこからは日本海沿いにオロロンルートが延びる。
国道の掲示板に「萌える天北オロロンルート」の表示が・・・
ついに道に萌える時代がやってきたんだなと実感。
かく言うおいらも、中標津のミルクロード北19号や、美瑛のジェットコースターの道とか好きだもんなあ。でも、「萌え〜」と叫びはしないぞ。
昔から読めなかった苫前にある道の駅「風Wとままえ」の読み方がわかった。
「風(ふう)W(ワット)とままえ」
風力発電が盛んな地域なので「ふわっと」なるほどなぁ・・・って読めるかっ!
それにしても風が強い。
疲れてPエリアにバイクを止めて休憩しようとしたときのこと。
サイドスタンドを出して止めたバイクが浮き上がった・・・!?
バイクは荷物も含めて軽く200kgはある。それが浮き上がるって・・・
後になって知ったのであるが、大雨暴風雨警報が発令されていたのであった。
休む気になれず、老体(!?)に鞭打って走り続ける。
天塩に着いたころには既に17:30過ぎていた。
稚内は無理と判断し、天塩の鏡沼海浜公園キャンプ場にキャンプイン。
数年前は無料だったが、昨年300円の有料化となり、今年は500円に値上げしたらしいできれば避けたいキャンプ場であったが仕方ない。
500円を支払い、サイトへ移動。テント設営に入るが、強風のため四苦八苦。
結局30分以上かかってやっと設営したが、フレームがひしゃげたまま。
寝られるんかなとか思ってるうちに、ペグを入れる袋がどっかに吹き飛んでしまった。
あきらめて天塩温泉(¥500)に向かう。日本で唯一石油成分の溶けた温泉である。独特の臭気があるが、疲れた体には効果抜群。近くのセイコーマートに晩飯買出しに行き、テントの中で乾杯!う〜ん、やっぱりチューハイうめえなあ。。。
明日の全道は相変わらず大雨。ただし、宗谷地方は快晴。先が思いやられる。
暗いことはこれ以上考えずに就寝。ZZZZZ・・・・
夜中に何かが頬に触れ、目が覚める。見るとテントが更にひしゃげてる・・・
心配になって外へ出ると、テントは高さ30cmまでつぶれていた。
ふと、辺りを見渡すと、強風下キャンプしてるのはおいらだけだった。
ま、熊親父は強いのだ。大雨雷雨暴風雨何でもかかって来い!
(走行距離:516km)
8月3日(日)
さて、今日は、東京からKさん親子が女満別空港から釧路まで観光にやってくる日。
すれ違えたら会いましょうと東京で約束していたが、果たして会えるのか?
まずは、納寒布岬に向かう。稚内を少しうろうろし、宗谷岬に向かう。宗谷岬の直前にある道道889号に入る。ここは、氷河期に削られた宗谷丘陵が広がる穴場のルート。
あまりの素晴らしさに絶句。思わず「萌え〜」と叫びそうになった。


宗谷岬隣にある出光系給油所「安田石油店」は日本最北端に位置するガソリンスタンドである。早速給油し、日本最北端給油証明書と貝殻で作った手作りの交通安全のお守りをいただく。
猿払村の「道の駅さるふつ」を目指す。昔から帆立づくしのさるふつ定食を食べるべく3年間(昨年は台風のため、泣いて撤退。)通い詰めであったが、今年こそ・・・の祈りもむなしく、また営業時間が変わってしまっていた。(泣)結局食べられぬまま4年が過ぎることとなった。次はどこへ行こうかと天気予報を調べる。
サロマ湖近辺の網走地方は、朝は大雨予報であったが、11時の気象庁予想では小雨に変わっている。
もう一つの案である美深方面は雷雨注意報発令である。
迷うことなくオホーツクを南下しサロマ湖へ向かう。その前に温泉に立ち寄らねば・・・
上湧別にある「道の駅上湧別温泉チューリップの湯(¥500)」へ向かう。
たしかここは3年振り。ああ〜極楽・・・。気持ちよくなったところでサロマ湖へ。
キムアネップキャンプ場は6回目だったっけ?すっかり慣れたところである。
小雨降りしきる中、テントを設営し、片道22km先の佐呂間市街のセブンイレブンに晩飯の買出しに出かける。
ここで気づいた方もいるだろうが、北海道上陸してから晩飯以外何を食べてるのであろうか。答えは「ほとんど食べてない」である。ダイエットしているわけでもない。単に腹いっぱいになると眠くなるので、食べないだけである。でも、お腹はさほどすかない。
さて、明日以降の天気予報は1週間晴れ!!やっと本番を迎えられる!
雨の中のキャンプもこれで最後になれ!
(走行距離:442km)
8月4日(月)
4:56地平線になびいている雲の上から太陽が顔を出す。

サロマ湖の湖面が眩しく輝く。なんちゅう気持ちのいい朝なんだ〜。
6:15出発。路面が朝日を受けて銀色に煌めく、シルバーカーペットの中をスイスイ走り抜ける。
網走市内で給油し、小清水、斜里を抜け、オシンコシンの滝に立ち寄ってマイナスイオンを全身に浴び、ウトロに入る。知床自然センターからフレペの滝へ立ち寄ってみる。
原生林の中で、鹿とご対面。

知床峠を越え、羅臼に入る。道の駅「知床・らうす」でいつもの馬鹿陶板焼定食を食べようと「たかさご屋」に入る・・・つもりが、「知床ちゃんちゃん焼 しれたこ」に変わってる・・・?
恐る恐るお店に入ってみる。メニューを見ると馬鹿陶板焼定食はなかったが、海馬や鹿、ヒグマの鉄板焼きはあった。ヒグマの鉄板焼定食(¥2400)を注文。ジュージュー焼ける肉が香ばしい。ペロリと平らげ、北海道上陸後初のまともな昼食を堪能した。

1階に下り、鮭トバを購入。親父への土産である。
国道335号線を南下し根室に向かう。が、途中中標津の開陽台へルートを変更する。
道オタクのおいらとしては北19号はどうしても外せない。撮影スポットへバイクを止め、写真撮影。

道道6号線を南下し、別海を経由、国道234号線に合流し、突き当りで国道44号線を左折、根室に向かう。根室岬に到着し、北方館に立ち寄る。ここは、根室市が北方領土視察証明書を無料で交付してくれる。職員のお兄ちゃんがバイクで来たんですか?と聞いてきたので「そうです。」と答えたら、何とライダー限定のフラッグまでくれた。

もう夕方になったので、霧多布キャンプ場を目指すこととし、北太平洋シーサイドラインを駆け抜けるが、何かとややこしい道である。根室本線を北へ南へ何度渡ったことか。ついでに言うと標識を見て慌ててUターンすること3度。何とか浜中町に突入。
霧多布大橋を渡り、キャンプ場に到着するが、小学生の夏休み体験のキャンプをやってるようで、かなりぎゅう詰め状態である。何とか空き地を見つけてテント設営。
街に戻り、晩飯を買出し、テントに戻って調理に取り掛かる。調理?そう、昨日までは雨のためバーナーを使えずじまいであったのだ。
イカの一夜干しを焼き、チューハイをあおる。焼きたてのイカがこれまた美味い。
夜空には満点の星が煌めき、遠く霧多布の街の夜景に見とれ、最高のロケーションを堪能しまくった。
夜中の2:30頃、トイレに行きたくなって目が覚める。テントを出ると向こうでおっさんが騒いでいる。目を凝らすと、犬らしきものが飛び跳ねている。あ、キツネだ!
早速カメラを手にし、近づく。毛並みのいい野生のキツネとご対面。はいチーズ!

キツネはキャンプ場のごみ荒らしであった。キツネをファインダーに収め、意気高揚として再び眠りについた。
(走行距離:468km)
8月5日(火)
早朝4:15霧多布の朝日を待ち受ける。
海の彼方から顔を出してくる。思わず来迎の祈りを唱える。「交通安全第一!うん。」

朝日が昇るにつれ、霧多布名物の深い霧が立ち込めてきた。かもめがごみを探して徘徊している。熱いブラックコーヒーを飲み干し、テント撤収。
6:00に霧多布を出発する。
道の駅「厚岸グルメパーク」でトイレ休憩すると、新潟から来たという男性と会った。彼は、過去に九州を回ってきたとか自慢話を披露する。これ幸いとばかり、来年のために九州の交通事情など根掘り葉掘り聞いてみる。
何とか無理すれば1週間で九州一周は行けそうだ。
道道14号線を北上し、標茶を経由して多和平に立ち寄る。
そこは開陽台に並んでキャンプ場として絶大な人気を誇るところである。
展望台から見渡した景色は最高!の言葉以外出てこない。今度はぜひ泊まりたいところである。

国道243号線に出ると、自衛隊の演習で移動中の偵察バイク部隊と遭遇。恐る恐るピースサインを出すと、自衛隊の兄ちゃんもピース。一気に好きになったぜ!自衛隊。
弟子屈から国道241号線に曲がり、阿寒湖を目指す。
程なくアイヌコタンに到着した。お土産をいろいろ買って、足寄を目指す。
道の駅「あしょろ銀河ホール」でトイレ休憩し、ナイタイ高原へ移動した。展望台から帯広方面の景色が爽やかで気持ちいい。ソフトクリームを舐めながら、のどかな風景を堪能。
次は糠平からタウシュベツ橋へ向かうのだ。しばらく走ったところで燃料警告灯が点灯した。ああ、足寄で給油するのを忘れていた・・・。
糠平方面にはガソリンスタンドはない。普段使わない脳みそが回転を始める。結局、糠平方面はあきらめ、帯広へ向かい、給油がてら六花亭本店へ向かうことにした。
六花亭といえば、「マルセイバタサンド」(商品発売当時からバターサンドという表示にはなっていないのよ)。職場のお土産に40個購入、帰る時期に合わせて発送の手続きをする。もう一つ、5年越しの恋人「さくさくパイ」を食すことも目的である。過去は夕方に立ち寄るスケジュールだったため、いつも売り切れて出会えない、買ってから3時間以内に食べねばならぬという本店しか味わえない至高の名作。やっと食べられました!

ううっ・・美味い!無料のコーヒーと共に至福のひと時を過ごす。
今晩のキャンプは富良野の南にある山部太陽の里キャンプ場である。蒸し暑い国道38号線をひたすら北上し、サホロを通り過ぎ、狩勝峠を越える。17時キャンプ場へ到着。
このキャンプ場は、事前に入手した情報によれば、サイトへバイクの乗りつけOK、洗濯機設置という非常に良いロケーションであった、、、はずなのであるが、バイク乗り入れ不可、洗濯機撤収という現実を目の当たりにする。洗濯しようと思っていたのに(泣)。
残る下着はあと1日分。明日洗えなければ臭いまま過ごさねばならぬ。ま、ケセラセラ・・・明日コインランドリーを見つけようではないか。
早速いつものようにセイコーマートへ晩飯の買出しに出かける。
豚串を焼きながらチューハイごきゅごきゅ。明日はメインイベントのヌプントムラウシ温泉へ行くのだ。林道を60km走る楽しみを想像しながら就寝。
(走行距離:454km)
8月6日(水)
6:00に山部を出発。国道38号線を戻り、新得へ。ここの駅そばは美味いとの噂である。ついでに、映画ぽっぽ屋のロケ地でもある。目印のコスモ石油を左折、次の目印セイコーマートでトイレを借り、林道は冷えるかも知れないなとカッパを着込む。実は、このカッパを着込んだことが、おいらの命を救うことになったのである。
コンビニを発ち、道道718号線に沿ってパンケコロニベツ林道を探す。それらしき道を見つけ、入ってみるがすぐ行き止まりに。もう少し先に行くとペンケコロニベツ林道の看板を発見。こちらからも行けるので、迷わず突入する。
最初の3kmくらいは平均40〜50km/hで走り、順調に見えた。しかし、以降は、大きなくぼみ、泥濘地、急角度の斜面、路肩脆弱の看板が立つ悪路に遭遇し、20km/h以下で巡航する羽目に。
砂利道には、足長蜂の大群が日向ぼっこしている。それに突進していくおいら。当然ハチさんは怒って攻撃してくる。そんな場面が何度繰り返されたであろう。もし、Tシャツ1枚で林道に突入していたら過去にスズメバチ系に3度刺されているおいらは、アナフィラキシーショックで既に死んでいたであろう。(3度も刺されてアレルギー反応のないおいらの身体も不思議ではあるが・・・)
なんとか、2時間で距離29kmを走破し、奥十勝峠の分岐点に到着。右折してシートカチ林道18kmを走破だ。

しかし、途中「ホロカトカチ林道」の看板を見つけ、もしかして道に迷った??心配になり地図を開く。どこにも載っていない・・・ホロカトカチ川はある。奥十勝峠から南に流れている、ということは来た道に平行して戻っている??
どうすべきか迷ったが、結局道に迷うよりはここを脱出するのが先決である。このまま進むことにした。
やっと舗装した道に出る。しかし、ここはどこなんだ?
とりあえず、左折してみる。真っすぐ行くとトムラウシ温泉の案内看板があった。
さらに進み、ふと思い当って地図を調べてみる。
やっぱり元来た道から分岐してヌプントムラウシへの道が続いているんだ。。。
林道の出口へ戻ると目の前に曙橋がある。この手前からヌプントムラウシへ分岐している。結局、林道は名称が変わっただけで道順は正しかったのだ。
時計を見ると既に10時半。予定ではもう温泉を出る時間である。
泣く泣く温泉はあきらめ、次の目的地襟裳岬方面へ向かう。
帯広で給油し、国道236号線を南下する。
まずは、愛国駅へ行って、駅の前で記念撮影。次いで、幸福駅へ向かう。
「愛の国から幸福行き」「幸福から愛の国行き」ってことで、記念に切符を購入。
田中義剛の花畑牧場の看板を発見したが、今回は立ち寄らない。
だが、生キャラメルが人気と知ったのは後日。あのときお土産に買えば良かったなあと後悔しまくり。早くどっかで洗濯しないとな・・・頭の中は洗濯・・洗濯・・・田中義剛どころではなかった。
何はともあれ、道の駅なかさつないでコインランドリーを調べようと思った矢先、ついにコインランドリーの看板を発見!
かつら旅館にコインランドリーが併設されていた。

早速、コインランドリーを調べる。
洗濯料金、洗剤付きで¥400、乾燥機10分間¥100。
小銭がないので、旅館に入って両替。
洗濯機を回した後にどのくらいかかるかなと時間を調べたら40分!!
乾燥機含めて最低1時間かかるのか・・・。実際には、乾燥機は3回も回したので、約1時間半も拘束された。
Tシャツが完全に乾ききっていないが、ギラギラ照りつける太陽があるので、キャンプ場で乾かそうとそのまましまい、道の駅忠類へ向かう。
無料のキャンプ場に温泉併設(¥500)の便利なところである。
早速、テントを設営し、生乾きの洗濯物を並べる。5分ほどで全部乾いた。
温泉に入る前に、買い出しに向かう。
約17km先にあるセイコーマートまで行き、いつものチューハイを購入。
夕焼けに染まるオレンジ色の空の下、東京ではみんなどうしてるかな・・・とちょいとおセンチな気分にf(^o^;;;;
キャンプ場に戻り、温泉へ行く。以前と変わらぬヌルヌル滑る美人の湯である。
おいらのお肌もすべすべ。でも、顔はヒゲもじゃの熊親父。似合わぬ・・・
体長3cm強の巨大な虻が飛び回っている。おいらも一緒に入ってるおじさんも足を何度も噛まれた。おじさんとおいらは、阿吽の呼吸で虻に向かって温泉をかけまくる。
だが、巨大生物はしぶとい。ますます怒り狂って飛び回る。
とうとうおいらは白旗あげて温泉を後にした。
ぐびぐび・・・ぷはぁ〜。やっぱり温泉の後のチューハイは美味い!
豚串焼きながらグビグビ・・・
明日はニセコ方面を経由して東大沼へ。かなりの大移動になるので、さっさと寝よう。
(走行距離:318km)
8月7日(木)
今日も快調に朝5時起床。忠類を6時に出発。
国道236号線を南下し、襟裳岬を迂回する天馬越えルートを走る。
山の中は早朝故に冷え込む。ガタガタ震えながら山を越え、太平洋に出る。
ちょうど日高昆布の収穫期らしく、どこもかしこも昆布干しをしていた。
車の流れに乗って途中の道の駅三石に立ち寄る。
ここは、コインランドリー併設の道の駅。着替えを3日分くらいしか持たずに旅をするおいらにとってコインランドリーは必須。後学のために情報収集した。
どれどれ・・8:30〜21:30まで使用可。22時閉館。なるほどな。
苫小牧に到着すると、猛烈な眠気が襲ってきた。さすがに疲れがたまってきている。
国道276号線に入り、支笏湖からニセコを目指す。
道の駅フォレスト276では、地元名産のキノコ料理が味わえる。
かき揚げ丼を注文したが、乗っかっているかき揚げは、天ぷらそばに乗っかってるような代物で、恐ろしく堅い・・・・でも、キノコ汁は美味しかった。

後方羊蹄山の南を迂回し、ニセコに到着。ちょっと休憩して、黒松内へ向かう。
4年ぶりの黒松内温泉に浸かり、ああ、、、極楽極楽。少々疲れがとれた所で、長万部に向かう。
そこでお土産を購入する。。。はずだった。
長万部物産センターはどこだ・・・と探しているうちに、どうやら通り過ぎたらしい。
戻るのも癪なので、このまま東大沼キャンプ場へ向かう。
実は、その時、夜の函館ベイエリアを探索してみたいなと思っていたのであるが、思った以上に疲労が蓄積していたため、結局、翌朝、朝市で海産物を購入することとした。
早々にテントを設営し、就寝。
(走行距離:502km)
8月8日(金)
朝5:30に東大沼を発つ。国道5号線を南下し自動車専用の函館新道を快調に走り、函館駅に直行する。
函館駅前の交番に立ち寄り、バイクの駐車場を聞く。対応したお巡りさんは、「バイクの駐車場はないんですよね〜。」「・・・・。」「どこから来たの?」「東京から。」
「う・・・ん。」函館の観光イメージUPするかDOWNするかお巡りさんの双肩にかかった瞬間。「あちらにバイクを止めている人たちがいるので、あの辺りなら・・・。」と、海のほうを指さす。「切符取られたりしないんでしょうね?」念を押すおいら。
「まあ、短時間なら・・・。」しつこく言質をとり、「ありがとうございました〜。」と向かうが、置けるスペースがわからん。
現地のライダーがYF-1を駆って歩道に止めているのを見たおいらは、これ幸いとばかりに便乗することにした。

バイクを止め、目の前にあるお店でいくらを覘いてみる。
350gがバケツに入って¥3,400−也。安いんだが、こんなに食いきれるもんか??結局、170g入りを¥1,700−→1,500−に値切り、送る手配をした。
これでHITOMIちゃんへのお土産確保。喜んでくれるかなあ。
早速朝ごはんということで、食堂を物色する。
函館丼なる3種の神器、ほたて、うに、いくらのてんこ盛り¥1,890−。よっしゃ、これに決めた。

お店に入り、注文する。運ばれた函館丼を見て、にんまりするおいら。
白、黄色、紅色の眩しい輝き。ああ・・・うめえ。。。
ぷりっぷりのほたてに、口の中でとろけるうに、ぷちぷちはじけるいくらの触感に箸は止まらない。
朝市を後にし、フェリー乗り場に向かう。
途中、函館名物ふとっちょバーガーやホタテバーガーで有名なラッキーピエロを発見。
今度立ち寄ってみよう。
7:40フェリーターミナルに到着。チケットを購入し、8:30乗船する。
大間に到着し、下北半島を南回りでむつ市へ向かう。が、途中道路工事の洪水に巻き込まれてしまった。
道は狭いし恐ろしいほどにぐにゅぐにゅ曲がりくねってひねくれている。むつ市までなんと3時間もかかってしまったのである。
そんな道の楽しい思い出ときたら、山の中で道をふさぐ茶色の大岩を見かけたときだ。
ぐわああ・・・うめきながら近付くと、岩の半分がもぞもぞ動き始める。
「?!」本州の北限に生息するニホンザルであった。
通り過ぎる時、じーっと見ていると、不動の猿は、寝転がってもぞもぞ鼻くそをほじくっている。
ううむ・・・人間様をおちょくっているのか。こやつ・・・。
全然楽しくねえー!
途中、道の駅かわうち湖で蕎麦を食す。日本で700番目くらいに蕎麦にうるさいおいらとしては及第点あげられる美味さであった。

海上自衛隊大湊基地を通り過ぎ、むつ市の渋滞を通り抜け、浅虫温泉に入る間もなく東青森ICに入る。浅虫温泉は道の駅に公衆浴場が併設されているので浸かって帰りたかったのになあ。
東北自動車道を淡々と南下する。長者原SAに着いたころにはどっぷりと日が暮れてしまった。疲労のピークを迎え、老体(?)に鞭を打ちまくり、やっと山形蔵王ICに21時過ぎ到着した。
実家に戻り、半ば意識を失いながら爆睡した。
(走行距離:704km)
8月9日(土)
翌朝、7時に実家を出発。
東北自動車道を快調に南下する。喜久ICで降り、川越方面から国道16号線経由し、羽村の自宅に14時過ぎ到着。
荷物を降ろし、バイクパーキングにF650を収納。
今年も楽しい北海道過ごせたことに感謝し、帰途に就く。
来年はやっぱり九州かな??早くも来年の計画がもたげる。
ま、来年また考えようっと。
誰の言葉だったか、「人生これまた旅のごとくなり。」おいらの人生は旅抜きにありえないのだ。
(走行距離:549km)
「北海道はもう終わりか?」
毎年繰り返される一人議論・・・。日本一周をうたいながら未だに南の大地へ向かわないおいら。今年こそは四国へ、九州へと脳みその中では机上のルートを駆け巡る。
ま、もう一回だけ・・・
7月31日(木)
本日は、職場の同僚Fさんとお別れの食事会。Fさんは今後室蘭に引越しするそうな。
いつか、室蘭市外で鉢合わせすることを祈りつつ、さよならをした。
さ〜て、午後は年休を取得し、いよいよ北海道へ向かうのだ。
バイクパーキングに向かう。荷物だけは2週間前からセットしているので、早速バイクにまたがり、出発。
環八を北上し、大泉ICから外環へ、川口JCTから東北道へ慣れた道を走る。
ガソリン高の影響か、やはり交通量は少ない。
村田JCTから山形道に入り、山形蔵王ICで降りる。
ガソリン給油して、実家へ21時に到着。
親父とお袋と晩酌をして、早々に就寝。
(走行距離:415km)
8月1日(金)
朝5時起床。今日は大間からフェリーで函館へ渡るのだ。
大間発のフェリーは16:30発を目標にしているので、15:30までに到着するのが目標。青森〜大間は未踏の地だけに、無事到着するのか不安である。
6時に家を出発。親父、お袋、行ってくるぜ。
山形道から東北道に入り、長者ケ原SAを過ぎたところで小雨に遭遇。
カッパに着替えるべきか迷ったが、このまま行くことに。
晴れた〜と思ったら、花巻付近で大雨に遭遇・・・・全身ずぶ濡れのまま近くのPAに避難し、カッパを着込む。
ううっ・・・、Gパンが冷たい・・・・
このまま、花輪までカッパで走るが、その間、雨とは会わずじまい。
携帯で天気予報を見る。青森降水確率60%。
空を見上げると、青い空。う〜ん・・・結局カッパを脱ぎ捨てることにした。
走行風でみるみるGパンが乾いていく。気持ちええ・・・。
このまま、青森東まで行き、国道4号線で浅虫温泉へ。浅虫って変な名前であるが、海岸にある小島と鳥居などロケーションは抜群である。今度のんびり温泉に浸かりに来たいなと思った。
国道279号線に入り、いよいよ下北半島横断である。
原発で有名な六ヶ所村を過ぎ、道の駅横浜で休憩。一応、ここは青森です。でも、横浜です。
いよいよむつ市に入る。ここから先は、下北半島の天辺の青函海峡沿いの寒村をいくつか通り過ぎる。あまりの寂しさにこの地の真冬の過酷な環境が想像された。
大間に到着。黒マグロが食える食事処「はまなす」はすぐ近く。でも、間もなくフェリーが入港する。泣く泣くマグロはあきらめ、15:50「ばあゆ」に乗船。

16:30定刻で出航し、18:10函館到着。
市内で給油し、国道5号線で東大沼に向かう。
途中おなじみのセブンイレブンで晩飯を調達し、20時過ぎ東大沼キャンプ場に到着。
暗闇の中テントを設営し、チューハイごきゅごきゅ。ぷふぁー・・・うめえ。
明日は、稚内を目指して北海道南北横断だ。
10時過ぎ、さっさと就寝。
(走行距離:631km)
8月2日(土)
5時に起床。テントを撤収し、6:05出発。今日は全道は雨の予報である。カッパを着込んで国道5号線を森、長万部、黒松内と順調に走る。ニセコに着いたあたりで雨が激しく打ち付ける。余市の道の駅「スペースアップル余市」で先週から北海道に上陸し、1週間雨に祟られている雨男ライダーと遭遇。気の毒なので、残りの3日間晴れることを祈ってます!と励ました。(結局更に2日間雨続きだったが・・・)
小樽を過ぎ銭函から国道337号線、231号線と進み、石狩で給油。そこからは日本海沿いにオロロンルートが延びる。
国道の掲示板に「萌える天北オロロンルート」の表示が・・・
ついに道に萌える時代がやってきたんだなと実感。
かく言うおいらも、中標津のミルクロード北19号や、美瑛のジェットコースターの道とか好きだもんなあ。でも、「萌え〜」と叫びはしないぞ。
昔から読めなかった苫前にある道の駅「風Wとままえ」の読み方がわかった。
「風(ふう)W(ワット)とままえ」
風力発電が盛んな地域なので「ふわっと」なるほどなぁ・・・って読めるかっ!
それにしても風が強い。
疲れてPエリアにバイクを止めて休憩しようとしたときのこと。
サイドスタンドを出して止めたバイクが浮き上がった・・・!?
バイクは荷物も含めて軽く200kgはある。それが浮き上がるって・・・
後になって知ったのであるが、大雨暴風雨警報が発令されていたのであった。
休む気になれず、老体(!?)に鞭打って走り続ける。
天塩に着いたころには既に17:30過ぎていた。
稚内は無理と判断し、天塩の鏡沼海浜公園キャンプ場にキャンプイン。
数年前は無料だったが、昨年300円の有料化となり、今年は500円に値上げしたらしいできれば避けたいキャンプ場であったが仕方ない。
500円を支払い、サイトへ移動。テント設営に入るが、強風のため四苦八苦。
結局30分以上かかってやっと設営したが、フレームがひしゃげたまま。
寝られるんかなとか思ってるうちに、ペグを入れる袋がどっかに吹き飛んでしまった。
あきらめて天塩温泉(¥500)に向かう。日本で唯一石油成分の溶けた温泉である。独特の臭気があるが、疲れた体には効果抜群。近くのセイコーマートに晩飯買出しに行き、テントの中で乾杯!う〜ん、やっぱりチューハイうめえなあ。。。
明日の全道は相変わらず大雨。ただし、宗谷地方は快晴。先が思いやられる。
暗いことはこれ以上考えずに就寝。ZZZZZ・・・・
夜中に何かが頬に触れ、目が覚める。見るとテントが更にひしゃげてる・・・
心配になって外へ出ると、テントは高さ30cmまでつぶれていた。
ふと、辺りを見渡すと、強風下キャンプしてるのはおいらだけだった。
ま、熊親父は強いのだ。大雨雷雨暴風雨何でもかかって来い!
(走行距離:516km)
8月3日(日)
さて、今日は、東京からKさん親子が女満別空港から釧路まで観光にやってくる日。
すれ違えたら会いましょうと東京で約束していたが、果たして会えるのか?
まずは、納寒布岬に向かう。稚内を少しうろうろし、宗谷岬に向かう。宗谷岬の直前にある道道889号に入る。ここは、氷河期に削られた宗谷丘陵が広がる穴場のルート。
あまりの素晴らしさに絶句。思わず「萌え〜」と叫びそうになった。


宗谷岬隣にある出光系給油所「安田石油店」は日本最北端に位置するガソリンスタンドである。早速給油し、日本最北端給油証明書と貝殻で作った手作りの交通安全のお守りをいただく。
猿払村の「道の駅さるふつ」を目指す。昔から帆立づくしのさるふつ定食を食べるべく3年間(昨年は台風のため、泣いて撤退。)通い詰めであったが、今年こそ・・・の祈りもむなしく、また営業時間が変わってしまっていた。(泣)結局食べられぬまま4年が過ぎることとなった。次はどこへ行こうかと天気予報を調べる。
サロマ湖近辺の網走地方は、朝は大雨予報であったが、11時の気象庁予想では小雨に変わっている。
もう一つの案である美深方面は雷雨注意報発令である。
迷うことなくオホーツクを南下しサロマ湖へ向かう。その前に温泉に立ち寄らねば・・・
上湧別にある「道の駅上湧別温泉チューリップの湯(¥500)」へ向かう。
たしかここは3年振り。ああ〜極楽・・・。気持ちよくなったところでサロマ湖へ。
キムアネップキャンプ場は6回目だったっけ?すっかり慣れたところである。
小雨降りしきる中、テントを設営し、片道22km先の佐呂間市街のセブンイレブンに晩飯の買出しに出かける。
ここで気づいた方もいるだろうが、北海道上陸してから晩飯以外何を食べてるのであろうか。答えは「ほとんど食べてない」である。ダイエットしているわけでもない。単に腹いっぱいになると眠くなるので、食べないだけである。でも、お腹はさほどすかない。
さて、明日以降の天気予報は1週間晴れ!!やっと本番を迎えられる!
雨の中のキャンプもこれで最後になれ!
(走行距離:442km)
8月4日(月)
4:56地平線になびいている雲の上から太陽が顔を出す。

サロマ湖の湖面が眩しく輝く。なんちゅう気持ちのいい朝なんだ〜。
6:15出発。路面が朝日を受けて銀色に煌めく、シルバーカーペットの中をスイスイ走り抜ける。
網走市内で給油し、小清水、斜里を抜け、オシンコシンの滝に立ち寄ってマイナスイオンを全身に浴び、ウトロに入る。知床自然センターからフレペの滝へ立ち寄ってみる。
原生林の中で、鹿とご対面。

知床峠を越え、羅臼に入る。道の駅「知床・らうす」でいつもの馬鹿陶板焼定食を食べようと「たかさご屋」に入る・・・つもりが、「知床ちゃんちゃん焼 しれたこ」に変わってる・・・?
恐る恐るお店に入ってみる。メニューを見ると馬鹿陶板焼定食はなかったが、海馬や鹿、ヒグマの鉄板焼きはあった。ヒグマの鉄板焼定食(¥2400)を注文。ジュージュー焼ける肉が香ばしい。ペロリと平らげ、北海道上陸後初のまともな昼食を堪能した。

1階に下り、鮭トバを購入。親父への土産である。
国道335号線を南下し根室に向かう。が、途中中標津の開陽台へルートを変更する。
道オタクのおいらとしては北19号はどうしても外せない。撮影スポットへバイクを止め、写真撮影。

道道6号線を南下し、別海を経由、国道234号線に合流し、突き当りで国道44号線を左折、根室に向かう。根室岬に到着し、北方館に立ち寄る。ここは、根室市が北方領土視察証明書を無料で交付してくれる。職員のお兄ちゃんがバイクで来たんですか?と聞いてきたので「そうです。」と答えたら、何とライダー限定のフラッグまでくれた。

もう夕方になったので、霧多布キャンプ場を目指すこととし、北太平洋シーサイドラインを駆け抜けるが、何かとややこしい道である。根室本線を北へ南へ何度渡ったことか。ついでに言うと標識を見て慌ててUターンすること3度。何とか浜中町に突入。
霧多布大橋を渡り、キャンプ場に到着するが、小学生の夏休み体験のキャンプをやってるようで、かなりぎゅう詰め状態である。何とか空き地を見つけてテント設営。
街に戻り、晩飯を買出し、テントに戻って調理に取り掛かる。調理?そう、昨日までは雨のためバーナーを使えずじまいであったのだ。
イカの一夜干しを焼き、チューハイをあおる。焼きたてのイカがこれまた美味い。
夜空には満点の星が煌めき、遠く霧多布の街の夜景に見とれ、最高のロケーションを堪能しまくった。
夜中の2:30頃、トイレに行きたくなって目が覚める。テントを出ると向こうでおっさんが騒いでいる。目を凝らすと、犬らしきものが飛び跳ねている。あ、キツネだ!
早速カメラを手にし、近づく。毛並みのいい野生のキツネとご対面。はいチーズ!

キツネはキャンプ場のごみ荒らしであった。キツネをファインダーに収め、意気高揚として再び眠りについた。
(走行距離:468km)
8月5日(火)
早朝4:15霧多布の朝日を待ち受ける。
海の彼方から顔を出してくる。思わず来迎の祈りを唱える。「交通安全第一!うん。」

朝日が昇るにつれ、霧多布名物の深い霧が立ち込めてきた。かもめがごみを探して徘徊している。熱いブラックコーヒーを飲み干し、テント撤収。
6:00に霧多布を出発する。
道の駅「厚岸グルメパーク」でトイレ休憩すると、新潟から来たという男性と会った。彼は、過去に九州を回ってきたとか自慢話を披露する。これ幸いとばかり、来年のために九州の交通事情など根掘り葉掘り聞いてみる。
何とか無理すれば1週間で九州一周は行けそうだ。
道道14号線を北上し、標茶を経由して多和平に立ち寄る。
そこは開陽台に並んでキャンプ場として絶大な人気を誇るところである。
展望台から見渡した景色は最高!の言葉以外出てこない。今度はぜひ泊まりたいところである。

国道243号線に出ると、自衛隊の演習で移動中の偵察バイク部隊と遭遇。恐る恐るピースサインを出すと、自衛隊の兄ちゃんもピース。一気に好きになったぜ!自衛隊。
弟子屈から国道241号線に曲がり、阿寒湖を目指す。
程なくアイヌコタンに到着した。お土産をいろいろ買って、足寄を目指す。
道の駅「あしょろ銀河ホール」でトイレ休憩し、ナイタイ高原へ移動した。展望台から帯広方面の景色が爽やかで気持ちいい。ソフトクリームを舐めながら、のどかな風景を堪能。
次は糠平からタウシュベツ橋へ向かうのだ。しばらく走ったところで燃料警告灯が点灯した。ああ、足寄で給油するのを忘れていた・・・。
糠平方面にはガソリンスタンドはない。普段使わない脳みそが回転を始める。結局、糠平方面はあきらめ、帯広へ向かい、給油がてら六花亭本店へ向かうことにした。
六花亭といえば、「マルセイバタサンド」(商品発売当時からバターサンドという表示にはなっていないのよ)。職場のお土産に40個購入、帰る時期に合わせて発送の手続きをする。もう一つ、5年越しの恋人「さくさくパイ」を食すことも目的である。過去は夕方に立ち寄るスケジュールだったため、いつも売り切れて出会えない、買ってから3時間以内に食べねばならぬという本店しか味わえない至高の名作。やっと食べられました!

ううっ・・美味い!無料のコーヒーと共に至福のひと時を過ごす。
今晩のキャンプは富良野の南にある山部太陽の里キャンプ場である。蒸し暑い国道38号線をひたすら北上し、サホロを通り過ぎ、狩勝峠を越える。17時キャンプ場へ到着。
このキャンプ場は、事前に入手した情報によれば、サイトへバイクの乗りつけOK、洗濯機設置という非常に良いロケーションであった、、、はずなのであるが、バイク乗り入れ不可、洗濯機撤収という現実を目の当たりにする。洗濯しようと思っていたのに(泣)。
残る下着はあと1日分。明日洗えなければ臭いまま過ごさねばならぬ。ま、ケセラセラ・・・明日コインランドリーを見つけようではないか。
早速いつものようにセイコーマートへ晩飯の買出しに出かける。
豚串を焼きながらチューハイごきゅごきゅ。明日はメインイベントのヌプントムラウシ温泉へ行くのだ。林道を60km走る楽しみを想像しながら就寝。
(走行距離:454km)
8月6日(水)
6:00に山部を出発。国道38号線を戻り、新得へ。ここの駅そばは美味いとの噂である。ついでに、映画ぽっぽ屋のロケ地でもある。目印のコスモ石油を左折、次の目印セイコーマートでトイレを借り、林道は冷えるかも知れないなとカッパを着込む。実は、このカッパを着込んだことが、おいらの命を救うことになったのである。
コンビニを発ち、道道718号線に沿ってパンケコロニベツ林道を探す。それらしき道を見つけ、入ってみるがすぐ行き止まりに。もう少し先に行くとペンケコロニベツ林道の看板を発見。こちらからも行けるので、迷わず突入する。
最初の3kmくらいは平均40〜50km/hで走り、順調に見えた。しかし、以降は、大きなくぼみ、泥濘地、急角度の斜面、路肩脆弱の看板が立つ悪路に遭遇し、20km/h以下で巡航する羽目に。
砂利道には、足長蜂の大群が日向ぼっこしている。それに突進していくおいら。当然ハチさんは怒って攻撃してくる。そんな場面が何度繰り返されたであろう。もし、Tシャツ1枚で林道に突入していたら過去にスズメバチ系に3度刺されているおいらは、アナフィラキシーショックで既に死んでいたであろう。(3度も刺されてアレルギー反応のないおいらの身体も不思議ではあるが・・・)
なんとか、2時間で距離29kmを走破し、奥十勝峠の分岐点に到着。右折してシートカチ林道18kmを走破だ。

しかし、途中「ホロカトカチ林道」の看板を見つけ、もしかして道に迷った??心配になり地図を開く。どこにも載っていない・・・ホロカトカチ川はある。奥十勝峠から南に流れている、ということは来た道に平行して戻っている??
どうすべきか迷ったが、結局道に迷うよりはここを脱出するのが先決である。このまま進むことにした。
やっと舗装した道に出る。しかし、ここはどこなんだ?
とりあえず、左折してみる。真っすぐ行くとトムラウシ温泉の案内看板があった。
さらに進み、ふと思い当って地図を調べてみる。
やっぱり元来た道から分岐してヌプントムラウシへの道が続いているんだ。。。
林道の出口へ戻ると目の前に曙橋がある。この手前からヌプントムラウシへ分岐している。結局、林道は名称が変わっただけで道順は正しかったのだ。
時計を見ると既に10時半。予定ではもう温泉を出る時間である。
泣く泣く温泉はあきらめ、次の目的地襟裳岬方面へ向かう。
帯広で給油し、国道236号線を南下する。
まずは、愛国駅へ行って、駅の前で記念撮影。次いで、幸福駅へ向かう。
「愛の国から幸福行き」「幸福から愛の国行き」ってことで、記念に切符を購入。
田中義剛の花畑牧場の看板を発見したが、今回は立ち寄らない。
だが、生キャラメルが人気と知ったのは後日。あのときお土産に買えば良かったなあと後悔しまくり。早くどっかで洗濯しないとな・・・頭の中は洗濯・・洗濯・・・田中義剛どころではなかった。
何はともあれ、道の駅なかさつないでコインランドリーを調べようと思った矢先、ついにコインランドリーの看板を発見!
かつら旅館にコインランドリーが併設されていた。

早速、コインランドリーを調べる。
洗濯料金、洗剤付きで¥400、乾燥機10分間¥100。
小銭がないので、旅館に入って両替。
洗濯機を回した後にどのくらいかかるかなと時間を調べたら40分!!
乾燥機含めて最低1時間かかるのか・・・。実際には、乾燥機は3回も回したので、約1時間半も拘束された。
Tシャツが完全に乾ききっていないが、ギラギラ照りつける太陽があるので、キャンプ場で乾かそうとそのまましまい、道の駅忠類へ向かう。
無料のキャンプ場に温泉併設(¥500)の便利なところである。
早速、テントを設営し、生乾きの洗濯物を並べる。5分ほどで全部乾いた。
温泉に入る前に、買い出しに向かう。
約17km先にあるセイコーマートまで行き、いつものチューハイを購入。
夕焼けに染まるオレンジ色の空の下、東京ではみんなどうしてるかな・・・とちょいとおセンチな気分にf(^o^;;;;
キャンプ場に戻り、温泉へ行く。以前と変わらぬヌルヌル滑る美人の湯である。
おいらのお肌もすべすべ。でも、顔はヒゲもじゃの熊親父。似合わぬ・・・
体長3cm強の巨大な虻が飛び回っている。おいらも一緒に入ってるおじさんも足を何度も噛まれた。おじさんとおいらは、阿吽の呼吸で虻に向かって温泉をかけまくる。
だが、巨大生物はしぶとい。ますます怒り狂って飛び回る。
とうとうおいらは白旗あげて温泉を後にした。
ぐびぐび・・・ぷはぁ〜。やっぱり温泉の後のチューハイは美味い!
豚串焼きながらグビグビ・・・
明日はニセコ方面を経由して東大沼へ。かなりの大移動になるので、さっさと寝よう。
(走行距離:318km)
8月7日(木)
今日も快調に朝5時起床。忠類を6時に出発。
国道236号線を南下し、襟裳岬を迂回する天馬越えルートを走る。
山の中は早朝故に冷え込む。ガタガタ震えながら山を越え、太平洋に出る。
ちょうど日高昆布の収穫期らしく、どこもかしこも昆布干しをしていた。
車の流れに乗って途中の道の駅三石に立ち寄る。
ここは、コインランドリー併設の道の駅。着替えを3日分くらいしか持たずに旅をするおいらにとってコインランドリーは必須。後学のために情報収集した。
どれどれ・・8:30〜21:30まで使用可。22時閉館。なるほどな。
苫小牧に到着すると、猛烈な眠気が襲ってきた。さすがに疲れがたまってきている。
国道276号線に入り、支笏湖からニセコを目指す。
道の駅フォレスト276では、地元名産のキノコ料理が味わえる。
かき揚げ丼を注文したが、乗っかっているかき揚げは、天ぷらそばに乗っかってるような代物で、恐ろしく堅い・・・・でも、キノコ汁は美味しかった。

後方羊蹄山の南を迂回し、ニセコに到着。ちょっと休憩して、黒松内へ向かう。
4年ぶりの黒松内温泉に浸かり、ああ、、、極楽極楽。少々疲れがとれた所で、長万部に向かう。
そこでお土産を購入する。。。はずだった。
長万部物産センターはどこだ・・・と探しているうちに、どうやら通り過ぎたらしい。
戻るのも癪なので、このまま東大沼キャンプ場へ向かう。
実は、その時、夜の函館ベイエリアを探索してみたいなと思っていたのであるが、思った以上に疲労が蓄積していたため、結局、翌朝、朝市で海産物を購入することとした。
早々にテントを設営し、就寝。
(走行距離:502km)
8月8日(金)
朝5:30に東大沼を発つ。国道5号線を南下し自動車専用の函館新道を快調に走り、函館駅に直行する。
函館駅前の交番に立ち寄り、バイクの駐車場を聞く。対応したお巡りさんは、「バイクの駐車場はないんですよね〜。」「・・・・。」「どこから来たの?」「東京から。」
「う・・・ん。」函館の観光イメージUPするかDOWNするかお巡りさんの双肩にかかった瞬間。「あちらにバイクを止めている人たちがいるので、あの辺りなら・・・。」と、海のほうを指さす。「切符取られたりしないんでしょうね?」念を押すおいら。
「まあ、短時間なら・・・。」しつこく言質をとり、「ありがとうございました〜。」と向かうが、置けるスペースがわからん。
現地のライダーがYF-1を駆って歩道に止めているのを見たおいらは、これ幸いとばかりに便乗することにした。

バイクを止め、目の前にあるお店でいくらを覘いてみる。
350gがバケツに入って¥3,400−也。安いんだが、こんなに食いきれるもんか??結局、170g入りを¥1,700−→1,500−に値切り、送る手配をした。
これでHITOMIちゃんへのお土産確保。喜んでくれるかなあ。
早速朝ごはんということで、食堂を物色する。
函館丼なる3種の神器、ほたて、うに、いくらのてんこ盛り¥1,890−。よっしゃ、これに決めた。

お店に入り、注文する。運ばれた函館丼を見て、にんまりするおいら。
白、黄色、紅色の眩しい輝き。ああ・・・うめえ。。。
ぷりっぷりのほたてに、口の中でとろけるうに、ぷちぷちはじけるいくらの触感に箸は止まらない。
朝市を後にし、フェリー乗り場に向かう。
途中、函館名物ふとっちょバーガーやホタテバーガーで有名なラッキーピエロを発見。
今度立ち寄ってみよう。
7:40フェリーターミナルに到着。チケットを購入し、8:30乗船する。
大間に到着し、下北半島を南回りでむつ市へ向かう。が、途中道路工事の洪水に巻き込まれてしまった。
道は狭いし恐ろしいほどにぐにゅぐにゅ曲がりくねってひねくれている。むつ市までなんと3時間もかかってしまったのである。
そんな道の楽しい思い出ときたら、山の中で道をふさぐ茶色の大岩を見かけたときだ。
ぐわああ・・・うめきながら近付くと、岩の半分がもぞもぞ動き始める。
「?!」本州の北限に生息するニホンザルであった。
通り過ぎる時、じーっと見ていると、不動の猿は、寝転がってもぞもぞ鼻くそをほじくっている。
ううむ・・・人間様をおちょくっているのか。こやつ・・・。
全然楽しくねえー!
途中、道の駅かわうち湖で蕎麦を食す。日本で700番目くらいに蕎麦にうるさいおいらとしては及第点あげられる美味さであった。

海上自衛隊大湊基地を通り過ぎ、むつ市の渋滞を通り抜け、浅虫温泉に入る間もなく東青森ICに入る。浅虫温泉は道の駅に公衆浴場が併設されているので浸かって帰りたかったのになあ。
東北自動車道を淡々と南下する。長者原SAに着いたころにはどっぷりと日が暮れてしまった。疲労のピークを迎え、老体(?)に鞭を打ちまくり、やっと山形蔵王ICに21時過ぎ到着した。
実家に戻り、半ば意識を失いながら爆睡した。
(走行距離:704km)
8月9日(土)
翌朝、7時に実家を出発。
東北自動車道を快調に南下する。喜久ICで降り、川越方面から国道16号線経由し、羽村の自宅に14時過ぎ到着。
荷物を降ろし、バイクパーキングにF650を収納。
今年も楽しい北海道過ごせたことに感謝し、帰途に就く。
来年はやっぱり九州かな??早くも来年の計画がもたげる。
ま、来年また考えようっと。
誰の言葉だったか、「人生これまた旅のごとくなり。」おいらの人生は旅抜きにありえないのだ。
(走行距離:549km)
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